愛読書『アラフォーからのロードバイク』には「ホイールとタイヤを替えれば走りが劇的に変わる」とあります。
ワタシの中古のコラテックは購入時にタイヤが劣化していたので、そこそこのクラスのものに交換したところ、その「劇的さ」を体感できましたので、
「タイヤだけでもスゴイんだから、ホイールも替えたらモノスゴイことになるんじゃないか…?」
と思ってしまうのが人情ってものでしょ。
だけど、月間100キロも走らないペーパーサイクリストのワタシにとって、新しいホイールなんぞは猫に小判で豚に真珠。
そんなことはわかってる、わかっているけど、悶えてしまうのもまた人情というものです。
というわけで、ニューホイールにはやるココロを鎮める理由を探してみましたよ。
◆重いホイールは直進性が良い?
文系のワタシには聞きなれない言葉ですが、自転する物体には「ジャイロ効果」というのがあるそうです。
自転車から外したホイールで試してみてください。静止した状態ではすぐに倒れてしまうのに、転がしてみると自立したまま進んでいきますね。
↑これもジャイロ効果(^^)
要はそういうことらしいです。この特性はリムが重い程強くなり、直進性が増すことになるそうな。
なので、
ペダリングも下手だし体幹も弱い …ただでさえふらつき気味のワタシには「軽いホイールは危ない」と言い聞かせられます。( ̄▽ ̄)
◆丈夫で長持ち、パーツも安い
重いホイールは速さよりも耐久性を重視して作られています。軽量な上位モデルに比べて、リム、スポーク、ハブ…全てが重く、頑丈です。
落車が付き物の初心者にとって「壊れにくい」ことはとっても大切。仮に壊れてしまっても、組み合わされているパーツも安価だから修理代の負担も少ないハズ。
ペダルとかウエアとか、自転車以外にも揃えたいものがいろいろあるワタシには「お金がかからないよ」と言い聞かせられます。
◆でも欲しいぞ、ニューホイール
だけど、やっぱり欲しいものは欲しいのです。
10万円を超えるカーボンホイールは、まあムリとしても、5万円前後のアルミ製のものは手が届きそうなだけに物欲をそそります。
ゾンダとかRS81
とかALX470
とかEA70 SL
とか、レーシング3
とか…インプレなんかを読んでしまうと「走りが軽い!」とか「別の自転車みたい!」とか、魅惑的なフレーズのオンパレード。
良いんでしょうね、ホイール替えると…肝心のロードバイクにたいして乗れてもいないのに、妄想だけはどんどん走っていく…ああ、悩ましい。
【2016.7.19追記】
とかなんとか言いながら、2代目のロードバイクにはシマノWH6800をチョイス。超快適ですよ~
【WH6800とチューブレスタイヤのインプレッション:前編】初心者でも違いがわかる!アルテグラ・ホイールの回転力にビビる
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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