吉尾はとにかく坂道が苦手です。平坦なら速く走れるというわけでもないのですが、登り坂は人並み外れて遅いのです。登坂の練習を増やしたり、乗り方を工夫してみたり、自分なりにやってはみましたが、まったく進歩がありません。
となれば毎度のこと。詰まったときのプロ頼みです。以前から気になっていたリンケージサイクリングさんの「ヒルクライム入門」コースにお邪魔することにしました。
「リンケージサイクリング」さんとは?
ロードバイク関連のメディアを見ているローディさんならご存知だとは思いますが、念のため。リンケージサイクリングさんは、2度の全日本ロードレースチャンピオンを勝ち取り、アテネオリンピックのロードレースプレーヤーであり、そして、一般社団法人日本サイクリングガイド協会公認ガイドでもある田代恭崇さんが主宰するサイクリングスクールです。
「サイクリングの魅力を、なるべく多くの人たちに伝え、みんなで楽しむこと」をコンセプトに、ビギナーからベテランまで楽しめるさまざまなサイクリングプログラムがラインナップされています。今回参加させていただいた「ヒルクライム入門」は上りの走り方のコツを覚えるロードバイク向けの人気メニュー。
実演アリのわかりやすい座学で早くもクライマー気分に
平日の開催ということで、参加者は吉尾ともうひと方だけという贅沢な“プライベートレッスン状態”(定員は6名)。窓全開で換気もバッチリなスタジオで座学からスタート。公道の走り方やリンケージ流ハンドサイン、そして登坂の考え方など、田代さんの実演を交えながらレクチャーしていただけます。
内容は、自転車本を読んだことがあるサイクリストさんなら一度は目にしたことがあるオーソドックスなものですが、田代さんの話を聞いていると自分がいかに理解していなかったかを実感します。言葉を知っただけで、中身もわかった気になっていたんですねえ。
ローラー台のバイクを使っての実演は非常にイメージしやすく、「これなら俺でも速く登れちゃうかも」と内心ワクワクしっぱなしの40分でした 。ま、次の「基礎練習」でイメージはやっぱりイメージでしかなかったという厳しい現実にも直面しちゃうのですが……
ちなみに、リンケージサイクリングさんは一般社団法人日本サイクリングガイド協会の「JCGA サイクリングツアー COVID-19 感染拡大予防ガイドライン」に準じて感染予防を講じています。詳しくは下記リンクをご覧ください。
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