<出典元>ポタネット.com
座骨位置とパッドが合わないモンダイはパッドの位置変更で事なきを得ましたが、そもそも、日本のスタンダードといえるパールイズミさんの配置からずれているということはワタシの座骨の位置がイレギュラーってこと。
今後のウエアライフを考えてみると、買うたびにお直しというのも困りものです。そこで、座骨位置について調べてみることにしました。
◆座骨の位置が前にズレるのは骨盤が後傾しているから
下の画像を見ていただくと一目瞭然。骨盤が後ろに倒れている(後傾)ことで座骨が前進します。
※緑の◯が座骨
<出典元>Walk in the Sprit
それによって、座骨の当たりがパッドの定位置より前よりに外れてしまうワケです。
パールイズミさんによると、上画像の赤いところが座骨の位置と想定しているそうなので、完全にOBしちゃってるワタシの骨盤って、どんだけ後傾していれば気が済むの?というレベル感なのでしょう。
◆家族全員の骨盤もチェックしてみた
念のため、わが家全員の骨盤状態も調べてみると、なかなか面白い結果になりました。
<わが家の骨盤チェック結果>
妻→大前傾
長男→やや前傾
長女→正常
ワタシ→やっぱり大後傾
チェックの方法は美wizeさんの記事を参考にさせていただきました。
骨盤が前傾しているか後傾しているかをチェックする方法
1:壁を背にした状態で立ちます。
2:後頭部・お尻・かかとを壁にしっかりと付けます。
3:壁と腰の間に手を入れてチェックします。
<出典元>
骨盤の前傾と後傾のチェック方法~骨盤の状態を把握しよう!:美wize
大前傾の妻は、背中と壁の間にかなりのスペースができましたが、大後傾のワタシは全く隙間がありません。同年代の夫婦でも真逆の出方になりましたσ(^_^;)また、太っちょの長男は予想どおり「反り腰」気味でしたし、中学生の長女は若いだけあってノープロブレム!
↑このくらいの隙間が正常な状態。
◆骨盤後傾の原因とデメリット
骨盤が後傾していても、レーパンのパッド位置が合わないくらいなら良いのですが、当然もっと困ったことが起こります。
そもそも、骨盤後傾の原因として考えられるのは……
1.背筋群の筋力不足
2.ハムストリングスなど脚裏筋肉の柔軟性不足
だそう。これをロードバイクのライディングにあてはめると相当致命的なのだと気付きました(T ^ T)
1.背筋群といえば体幹力に直結する筋肉。ここが弱いということは、ロードバイクを速く走らせるために必要な前傾姿勢を維持できない、ということ。そしてさらに……
泉田選手が解説してくれているとおり、全ての動作の源が弱いということなんですね~σ(^_^;)
<出典元>
2.脚裏筋肉の柔軟性が足りないと、股関節の可動域が狭くなり、スムースなペダリングが難しくなります。前屈を思い浮かべていただくのが一番わかりやすいかと……
前屈ができないということは、お腹に膝をつける動作ができないということですから、ロードバイクの乗車姿勢である上半身を倒した姿勢のまま、膝をあげることが難しいのです。
ここまでくると、ロードバイクに乗る以前のモンダイで、まずはカラダづくりを先行しなければどうにもならなそうです_| ̄|○
◆対策トレーニングは背筋と柔軟だ!
体幹を含めた上半身強化のために腕立て伏せは続けてきましたが、カラダのオモテ側だけでなく、裏側も鍛えなければいけません。というワケで、もっともベーシックなトレーニングである「バックエクステンション」を始めます!
そして、より重症なのが脚裏の固さ。ワタシの柔軟性はスムースなペダリングにつながる「股関節から折りたためるようになる」までには程遠い状態。今やっている「逆回しストレッチ」よりもさらに根本的なところから、ほぐしていかなければダメそうです。
ここは「360°開脚」の芹澤氏の動画におすがりすることにしました。
カラダを折ることができる人はこんな感じ
それもままならないワタシは、さらに初歩的なこちらから(T ^ T)
レーパンの座骨位置から始まった今回の騒動も、結局のところ、ロードバイクを上手に走らせるには、機材やテクニック云々の前に、カラダのメンテナンスから始めなければなるまい……というキビシイ現実に戻ってきてしまいましたσ(^_^;)
来年の春には、しっかりとバイクを操れるよう、ベースのチカラを養っていきたいと思います!
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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