完成まで今一歩のトコロで停滞中の『ルイガノCEN』。今回のトラブルは「チューブレスタイヤのエア抜け」です。パンク修理をした前輪に比べて、何もしていないリアタイヤの方が早く空気が抜けてしまうんです。
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水をつけてチェックしてみても、泡立ちは発見できず……この際なので、NOTUBESのシーラント剤を注入してみることにしました。パンクしていれば、シーラント剤が反応して穴を塞いでくれるはずですからね。
◆まずはエアバルブをコアが外れるタイプにする
シーラント剤を注入するには、エアバルブを「コアが外れるタイプ」に交換しなくてはなりません。タイヤとリムのスキマから流し込む方法もあるようですが、不器用な人には向かなそう……ここはケチらずNOTUBESのエアバルブを調達しました。右が「NOTUBESエアバルブ」。ネジ部の面取りが「外れる証」。
WH6800のデフォルト・バルブには使えなかった、パナソニックの「バルブコア外し」がやっと活躍です。
↑右が分解したところ、上のピンク色がコア外しツール
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バルブコアが外れることが確認できたので、エアバルブを交換するためにタイヤを外します。
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コアを外したままNOTUBESエアバルブを取り付け、タイヤをはめ直します。
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◆NOTUBESシーラントの気になるトコロ
いよいよシーラントを注入!バルブの穴を上に向けて、シーラントのノズルを差し込みます。ただ、バルブ径に対してノズルが太すぎる感じで、気を抜くと中身をこぼしてしまいそうです。
シーラント剤もバルブも同じメーカーのモノなのだから、その辺はもう少し考えてくれても良かったのではないかしら……
その他にも気になるポイントがいくつかあったので書いておきますね。初めてNOTUBESのシーラントを使う方のお役に立てれば幸いです。
1.中ぶたシールが著しくはがしにくい
ボトルの口はシールで密封されているのですが、これがなかなかの難敵。いろいろやってみたけれど、キレイに剥がすことはできませんでした。最後は諦めて穴を開けちゃいました。σ(^_^;)
2.ノズルが太すぎてこぼしそうになる
これは先ほど書いた通りです。画像の瞬間がキケン度MAXです!
3.中が見えないので、どのくらい注入したかわからない
シーラント剤の目安はタイヤ一本につき約30ml。ボトルの半量づつ注入することになります。でも、変質防止のためなのか不透明なボトルなので、どれだけはいったのかがわかりません!ま、最初だからカンだけで済ませちゃいました。
タイトル通り、カンタンかつ確実な方法がありました!
<参考記事>
最も簡単(当社比)なNOTUBESのタイヤ注入方法ーフォトポタ日記2.0
4.スクリューキャップでないから使い残しの漏れが心配
今回はシーラント剤の効果を比較するために、エア抜けが激しいリアタイヤだけに注入しています。つまり、ボトルにはまだ、半分残っているわけです(推定)。
ノズルにかぶせる赤いキャップは、カチッと閉まるものの、ねじ込み式ではないので液漏れが心配。念のためラップに包んで保管しています。
◆やっぱり目視できるパンクはなし…
シーラント入りのタイヤがパンクすると、白い泡が吹き出して固まり、空いた穴を塞ぐそうです。
水では見つけられなかったパンクを発見できるかと思ってましたが、まったくの無反応。パンクしていないのなら、なんでリアタイヤだけエアが抜けちゃうんでしょうかね~
これでエア抜けが治れば、交換したバルブの不具合ってことになりますね。以後、経過観察ですσ(^_^;)
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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