あらかじめ注入しておくだけで、パンク穴を自動的に塞いでくれるという頼もしいケミカル「シーラント剤」。チューブレスタイヤユーザーなら、コイツを仕込んでいる方って結構いらっしゃるのではないかと……。
もちろんワタシも!と言いながら、実は出先でパンクに見舞われたことがないので、正直、効果のほどはわからないのですσ(^_^;)「カサを持って出ると雨が降らない」なんていう「あるある」のとおり、仕込んでいることが「お守り」になっているのかもしれません(単純にほとんど乗っていないだけ、という真実には触れないのがオトナの対応^ ^)
先日のタイヤ交換の際、このシーラント剤に不思議な現象が発覚しましたのでアップします。
◆なぜ、後輪だけカラッポ?
そうなんです。シーラント剤を注入後、1度もパンクしていないのにリアタイヤのシーラント剤だけどこかに消えていたのです。
↑フロントタイヤはバッチリ残っているのに……。後輪の画像は撮り忘れσ(^_^;)
シーラント剤の代名詞「NoTubes」のサイトを確認してみると、そもそもがタイヤの中で蒸発しちゃうものらしいです。
●水溶性ですので少しづつですが、蒸発します。使用頻度や乗り方によって2~7ヶ月くらいは効果があります
<出典元> ACTION SPORTS ウェブサイト
注入して6ヶ月経っているから、蒸発していても不思議ではないのですね~パンクしなければ、1~2年は持つのかと思いこんでました。ただ、前輪があれだけ残っているのに、後輪がスッカラカンというのは、何かワケがあるハズ。
◆入れる分量が少なかった?
ひとつ思い当たるのは注入量のバランス。本来は前後輪均等にしなければならないところ、NoTubesのボトルは中身が見えないので、結構いい加減にやってました、そーいえば。
先に作業した前輪に多く入れすぎてしまい、後輪分が少な過ぎたのかもしれません。シーラント剤を注入するときは、まずは正しい分量を注入する……そんな基本中の基本が大切なのですね。
◆パンク対策は「定期補充」か「事後処理」か?
一方、正しい分量で注入していたとしても、シーラント剤がいつかは蒸発してしまうモノであることは変わりありません。
なので、パンク対策にシーラント剤を使うのならば、定期的に補充し続けることが大切。ほっぽりぱなしにしておくと、いざという時に「蒸発してました…」なんてことにもなりそうです。
ただ、定期的と言っても、タイヤの中の出来事なので、なかなかタイミングが掴みにくいのも正直なところ。となると、シーラント剤による「予防」ではなく、パンクが起きてから対処する「事後処理」方式に切り替えたほうが、ワタシの性分には合ってそう^ ^。
チューブレスタイヤならば、瞬間パンク修理剤が使えます。パンク修理剤と空気が同時に充填されるから「事後処理」もカンタン。ファストリスポーンならツールボトルにも収まるから、あとは予備のチューブを持てばなんとかなるハズ。パンク2回分、もしくは修理剤では歯が立たない大穴パンクまで対処できますからね。
いやはや、また買い物が増えちゃったなあ…嬉しい困ったなあ\(^o^)/
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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