クールなルックスとは裏腹に思っていたよりフツウな操作感
そんなスラムコンポの個人的なイメージは「割高だけどカッコよく、シマノより使いやすい」。STIやクランク、そしてリヤディレーラーと、どのパーツを取ってみてもメカメカしい独特のデザインがステキです。
一方で、ダブルタップの使い心地は正直なところ、今ひとつ萌えが足りないというか……割とフツウ。決してダメなわけではなく、シマノ方式を圧倒的に上回るユーザビリティを感じられなかっただけです。
逆に、巷で言われているような変速精度の違いも感じなかったので、単に吉尾が「違いがわからない男」だからなのかもしれませんがorz
結局「スラムでなければならない理由」は体感できず。次のニューバイクは「絶対にスラムのコンポが付いているモデルにしよう!」と決めかかっていただけにちょっぴり残念な気持ちです。
でも、長い間気になっていたことに決着がついたので、一旦は良かったかな、と。これからも、機械式のコンポに関してはシマノ一択でいきたいと思います。
オンオフ兼用するなら、貧脚にフロントシングルはアンマッチ
さて、気になるフロントシングルの乗り味ですが、やっぱり38T×11-42Tの組み合わせだと、舗装路ではギヤピッチの広さが気になりました。4時間乗っただけですけど、ギヤのチョイスに戸惑うこともしばしば。
一方で、走りにくい未舗装路の登り坂では、ギヤ比1未満のスーパーローギヤは心強い限り。吉尾の脚力でオフロードにチャレンジするならマストなスペックです。
なんとなくわかってはいたことだけど、オンロードだけならまだしも、脚力不足の人間がオンオフどちらも楽しみたいならフロントシングルは賢い選択とは言えないようですね。
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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