わが家の自転車に新しい仲間が加わりました。2004年型の『ダホン・ボードウォーク』です!
新顔ですが、状態は瀕死の重傷…タイヤはぼろぼろ、鉄素材はフレームからボルト1本まで、見事なまでに錆びついています。親戚のおうちで何年も雨ざらしにされていたところを救出してきました。折り畳まれたまま放置されている様子は、まるで「濡れた子犬」のよう―不憫でなりません!
とりあえず、「ラスティ君」と名づけて、娘用の自転車として再生を試みることにしました。
■小径車は中途半端な背丈にも便利ですね
今年の初め、やっとの思いで動くようにした娘の自転車は、時すでに遅く、彼女には小さくなっていました。2年前に買った時には「大きすぎるかな?」と思ったものですが、子供の成長とは本当に早いものです。ならばと、430サイズのジオス・ミストラルに乗せてみましたが、身長140cm台の中学1年生にはさすがに大きすぎました。
一方、このラスティ君は立派な大人用でありながら、シート高・ハンドル高ともに調整の幅が大きいので、小柄な娘でも危なげなく乗ることができます。ホイールが小さいので非力な子供でも取り回しがしやすいようです。フォールディングのための機能が意外なところで役立ちました。
■「乗りながら」にこだわる整備で!
前回の娘の自転車整備は「まずはバラす」ことが目的でしたので、とにかく乗れない期間が長かった…。最初は興味深々だった娘もその間に熱も冷めて、出来上がった頃には「別に…」ってなもんです。やってるほうはガックリきちゃうので、今回のダホンは「まずは乗れる」ことをベースに作業を進めたいと思います。
ここまで錆びていると、全てのパーツを外して一つひとつじっくり取り組んでみたり、ネットで目にする皆さんのようにロード系のカスタムをしてみたいところですが、やっぱり「乗り手のニーズ」にあわせなければ、せっかくの苦労もタダの自己満足になってしまいますから…。「女子中学生」が「安全に乗れる」自転車の範疇で仕上げていきましょう。
■初日は各部の点検とチューブのパンク修理
第1日目は各パーツのチェック。フレームまわりの錆びた箇所は一つずつツブしていくとして、まずはぼろぼろのタイヤとチューブです。さすがにタイヤはご臨終ですが、チューブは虫ゴムとパンク修理で当面はイケそうです。安全面でいうと、ブレーキの状態が心配です(一応止まるんですけどね)。
ここをクリアすれば、まずは乗れる状態に持っていけそうです。頑張るぞ!
やっぱり虫ゴムが劣化していました
パンク修理も終了
止まるけど、ちょっとコワいな…
ヒドい錆びですが、とりあえず変速するので駆動系は後回しにします
シートの固着が発覚…また固着かよ(T T)
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