【BR-R9100比較インプレ】ブレーキを105 (BR-R7000 )からデュラエースにすると何がかわるのか?

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ブレーキをデュラエースに替えたことで、レース参加を考えたこともない吉尾ですら、ブレーキングに関してだけは気持ちが変わりましたもん。「これ以上のブレーキはないんだから、絶対に止まれる」と思う反面、「これ以上のブレーキはないんだから、止まれなかったらそれまで」と、やるべきことはやり尽くし、開き直ったところもあります。

それが気持ちの余裕につながって、ブレーキングにもメリハリが出てきたように感じます。下り坂が疲れにくくなったのは、機材の性能アップよりも、デュラエースによるマインド・セットの効果が大きいのかもしれません。(あくまで「そんな気分になっちゃう」レベルのハナシです)

 

どれかひとつデュラエースをつけるなら、リムブレーキをおすすめするたったひとつの理由

吉尾はたぶん、レースにでることはありませんから、これ以上の「デュラエース化」をしても猫に小判をザクザクあげるだけ。何かヘンなスイッチが入ってしまわない限り、ブレーキで打ち止めでしょう。

だから。というわけではありませんが、コンポの中でどれかひとつをデュラエースにするならリムブレーキがおすすめ。これまで書いてきたような性能アップやマインド・セットはどのパーツでも同じ効果を体感できるのでしょうが、リムブレーキが他のパーツと決定的に違うところがあるんです。それは、バイクに乗りながら「DURA-ACE」ロゴが見える唯一のパーツであること。


↑瞳を伏せると「DURA-ACE」ニヘッ

はい。それだけです。それだけだけどデカい。考えてみると、ライド中に見て楽しめるパーツって他にはないですから。デュラのハンドルはないし、ブラケットのロゴは乗っているときには見えないし……今はだいぶ落ち着きましたけど、しばらくは下をチラ見するたびにニヘッとしてました。視覚をも満足させてくれるという意味では、デュラパーツのコスパNo.1は間違いなくリムブレーキです。

 

「究極のリムブレーキ」はデュラではないの?

デュラエースはシマノのロードコンポの中で最高の機材であり、シマノといえばコンポのトップシェア・ブランド。なので、頂点とか究極とか、そういうフレーズはデュラエースにこそふさわしい、と思い込んでいました。でも、ことリムブレーキに関してはそれがそうでもないようなんですね。

>>【池田哲也のじこまん】究極のブレーキeebrakeは使ってみたらやっぱり究極だった | Y’s Road 池袋チャーリー店

eeブレーキ?全く知りませんでした。アメリカはカリフォルニアの「eecycleworks」というメーカーのブレーキなんですけど、片方80g(BR-R9100の半分強)と軽量で、デュラエースと同等の制動力を発揮するというのだから驚き。世界は広く、上には上が必ずいるのですね。セルフメンテのやりやすさで、今まではシマノしか見ていませんでしたが、これを機会にコンポについてもさらに勉強し直してみたくなりました。

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吉尾エイチでした。m(_ _)m

 

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