【ショートクランクの効果②/実走編】300km走ったレビューとポジション調整

ショートクランクってどうなのさ?

フロントシングル化にあわせて、クランク長を短くしてみました(170→165mm)。インドアローラーでは漕ぎやすく感じましたが、肝心の実走ではどうでしょうか?なんだかんだで300kmを走りましたので、例のごとくインプレをお届けしたいと思います。

リアルライドで実感できた効果は「巡航キープ」

いつも同じ状態を再現してくれるスマートローラーと違って、実走は天候や路面のコンディションなど“外部環境”が目まぐるしく変化します。

そんな中では「これがショートクランクの効果だっ!」と言い切りにくいのですが、ある程度まとまった距離を走ってみると、なんとなく体感できるところがあります。

ゼロ加速はあまり変わらない

信号待ちからの漕ぎ出しとそこから30km/hくらいまでの加速中は、シフトアップを繰り返すためショートクランクの効果は感じにくいです。でも、脚を回しやすいのは確か。


↑信号の多い市街地でも、それなりにメリットがありそうです

巡航速度をキープしやすい

ショートクランクの真骨頂は一定のペースで脚を回し続けるシチュエーションだと感じています。信号の途切れた平坦基調のコースでは、以前ほど一生懸命回そうとしなくても、スルスルと進んでいく感覚。

巡航速度を維持しやすいということは、ロングライドでの疲労軽減に直結します。ツーリング志向のサイクリストさんは、自分のクランク長を見直してみるとさらに幸せになれるかもしれません。

↑ 脚の軌道が筋肉の「至適筋節長」にマッチすると、効率がアップするのだとか

登坂はややラク、かなあ?

苦手な上り坂は、クランク長を短くしたからといって劇的な効果を実感できるほど甘くはありませんでした。理屈でいえばラクになるはずなんですけど、苦しいものはやっぱりクルシイのです。

強いていえば、シッティングのペースが落ちにくいかなあ、というレベル。タイムで比べてみると、クランク長より体調や天候、メンタルの影響のほうがはるかに大きいと思います。


↑正直、比べてる余裕なんてないです

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