ヤフオクでオトしたティアグラ4600のセットのFDはバンド径が34.9mm。わがルイガノCENは31.8mmなので、使えないのは折込ずみ…。
どうせなら、105かアルテグラにしたいなあ~とヤフオクを物色していると、ぴったりサイズのFD5700(当然これまた中古品)を運よくゲットできました!
ワンランク上の変速フィーリングを期待つつ、早速オーバーホールといってみましょう(^^)
◆アサリか?っていうくらいの砂が出たFD5700
分解図
お約束の分解図を見ながら作業スタート。といっても、RDと違って、FDは分解できるところがとても少ないから、今回は「分解」よりも「清掃」メイン。
開けてびっくりだったのが、出てくる砂の多いこと。こんな小さなボディのどこに詰まっていたんだ?というくらいモリモリで、まるで潮干狩りで採ってきた「アサリの砂抜き」です。
やっぱり、下回りのパーツは砂やホコリを拾いやすいんですかね~
◆FDの清掃には『刷毛』が良いみたい
新兵器を導入していたことも「砂抜き」に役立ったんだと思います。専用のクリーニングギアではなくて、ただの細めの刷毛なんですけどね。
ブレークリーンを含ませて、ガシガシとやってみたら、これがいーんですよ!歯ブラシよりも毛足が長くて柔らかいので、奥の奥まで届きますし、もともとが塗装用ですから、薬剤の「含み」も抜群。
特に、ストロークアジャストパネルが収まっている溝やアームのスキマなんかに威力を発揮してくれました。一気に掃除がしにくくなる「組み上げ後」にも、いろんな場所で重宝すること間違いなし!です。
洗浄のあとのオイルアップも忘れずに。ワコーズのチェーンルブは使いやすいですよ。
◆所要時間は45分。使用工具とケミカルはこちら
かしめてあるところが多いから分解できるところは少しだけなので、ちょっと不完全燃焼気味……ビョーキか!
・工具類
プラスドライバー #2
アーレンキー 5mm
細めの刷毛
ブラシセット
◆おまけ 『結構毛だらけ……』のオリジナルはご存知かしら?
タイトルのフレーズのオリジナルは『ネコ灰だらけ』。さすがのワタシもリアルタイム世代ではないので調べてみたら、共通しているのは「男はつらいよ」の寅さんで、啖呵売の台詞に使われてブレイクしたということ。フルコーラスはあの「寿限無」よりも長い!
昭和の前半生まれの母親がよく言ってたなあ…って今も言ってるけどねσ(^_^;)
ネコつながりで。わが家のネコ『海苔』(5歳・♀)です。わが妻や娘ちゃんには優しいけど、ワタシにはイマイチ懐きません……
吉尾エイチでした。m(_ _)m
コメント