ヤフオクで買い集めた中古コンポのチェックも、やっと最後のパーツ…STIレバー『ティアグラST-4600』の順番がまわってきました!
ブレーキだのクランクだのとセットで落札したものですが、ギアまわりのパーツに比べると外観はかなりキレイです。(キズは多いけど…)
◆精密機械っぽいSTIレバーの中身はイジらないことに…
いつものパターンなら分解整備となるワケですが、STIレバーは仕組みがとっても複雑。ワタシにはちょっと手に余るシロモノです。目立ったヨゴレもないので、今回はこのまま取付けちゃうことにしました。
◆不器用な人には「先付け」が良いと思う
STIレバーの取り付け方は、やる人によって2つに分かれるようです。先にハンドルに取り付けちゃう方法と、ハンドルをステムにつけてからSTIレバーを取り付ける方法です。
ワタシのような不器用なタイプは、STIレバーを先にハンドルにつけちゃうやり方のほうが良いと思います。
ハンドルをステムに取り付けてしまってからでは、「水平器を使った位置決め」がやりににくなってしまうからです。
◆黒ひょうで天秤座でA型だけど、徹底的に不器用なワタシには水平器を使った取付け方がおすすめのハズ
上の3つの属性で語られている性格を並べてみると「バランス型、モラリスト、真面目、神経質、心配性、優柔不断」と言ったところになります。
バランス型↓
シンメトリー(左右対象)好き
心配性↓
ずれているか気になって仕方がない
優柔不断↓
でも、なかなか決められない
そんな面倒くさい性格に加えて、手先が不器用だから『左右対象に取り付ける』なんて作業は大のニガテなんです。
で、見つけたのが『水平器』を使ってセットする方法。前のコラテックもこのやり方でなんとかなったので、今回も踏襲しちゃいましょう。
「左右均等」を見える化できるので安心確実。不器用な人間は「急がば回れ」ですよ(^^)
↓使いやすいのでお気に入りのモデル
◆ハンドルの目盛りは参考程度に…
水平器を使ったSTIレバーの取り付け手順です。
1.ハンドルだけを置いて傾きを確認
STIレバーを取り付けた後も、この位置に気泡があれば「水平=左右均等」となるワケです。
↑アレ?床が傾いてるってこと?…今日は気にしないことにします。
2.ホルダー部分を外す
ホルダーだけを先にハンドルに通したほうが作業がラクです。
↓固着防止のグリスは忘れずに
↓ホルダーを外すアーレンキーはこの辺(ミゾが切ってある)。サイズは5ミリです。
3.片方のレバー位置を固める
基準となる位置を決めましょう。これにもう片方の位置を合わせていきます。
ちょっと上目すぎですかねえ…。ハンドルと「ツライチ」にしたかったんですが…なんでだろ?
ST5700の画像ですが、まさにこんな感じをもくろんでました↓
4.水平器で確認
ちなみに、締め具合はまだ「仮締め」でOK!
5.STIレバーの向きを調整
左右のレバーの内向き・外向きを決めましょう。とりあえず、ビール真ん中に…。床の継目なんかを基準に使うと便利ですよ。
6.指で押してガタつきを確認
ガタつくようなら、どこかがズレている証拠。最初に基準とした片方はいじらず、後に取り付けた方だけを調整するのがコツ。
7.本締めしたら、水平器で最終確認
締め込む時に、位置がズレてしまうこともあります。最後にもう一度水平器で確認します。
優柔不断で几帳面なA型には、いちいち客観的な調整ができるので、手間はかかっても気分的にはストレスフリーなやり方だと思いますよ。
8.ハンドルの目盛りで合わせないこと
STIの取り付け部分に目盛りが振ってあるハンドルも珍しくありませんが、あまりアテにはならないようです。水平器の方を信頼しましょう。
◆ティアグラ4600では「ハンドル・ツライチ」にはならないのね…
画像を見比べていたら、原因がわかりました。ST4600のホルダーは本体の下の方についているんです。
ST5700は「ツライチ」になるように改良されたモデルと聞いていたので「互換性がある4600もひょっとして…」と期待しちゃいました。発売時期が早いST4600は従来型なのですね……残念ながら。
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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