◆スクルトゥーラと比べると振動は多め
スクルトゥーラ5000と比べて、一番気になったのが路面からの振動です。
リアクトといえば「速いけど乗り心地が悪い」といわれるエアロフレームにしてはマイルドな乗り心地という評判。それをいつの間にか、フツーに乗り心地の良いバイクと思いこんでいたので、期待とのギャップが大きかったσ(^_^;)
他のエアロロードと乗りくらべられる方ならば、ちゃんとリアクトの良さを体感できるハズ。
扁平したシートステイやシートポストにエラストマーを配したS-FLEXテクノロジーによりエアロバイクとしては快適性も決して悪くない。
<出典元>ファンライド
もしかすると、ワタシの体重が52kgと軽すぎて振動に抑えが効かないことも、バイクのコンセプトとミスマッチになっているのかもしれません。orz
◆下り坂で30km以上のキモチ良さを実感!
フレームやホイールのエアロ効果が発揮されるのは時速30km以上の世界ーーなんて言われていますが、そんな速度で巡行できないワタシにとっては全くの未体験ゾーン。
でも、下り坂ならワタシでも40km/hで走れます(それ以上はコケそうでコワいです)。リアクトで坂を下ると、加速が一定の線を越えたとき、車体がピタッと安定する感じがしました。
スクルトゥーラの安定感も、以前の記事で書いたとおりですが、その感覚が「路面に吸いつく安定感」だとすると、リアクトは「滑るように進む安定感」という表現。
初のエアロロードということで、多分にプラシーボ効果が入ってしまったのかもしれませんが、30km/h以上でフツーに巡行できる乗り手なら、リアクトの「すぱーっ」と進む気持ち良さを体感できるに違いありません。
↑25Cタイヤも安定感に一役買ってそう
◆リアクトが一番楽しい!とか言ってみたいぜ
「スクルトゥーラ」と「リアクト」、同じメリダのカーボンバイクでも、こんなに性格が違うなんてビックリでした。
ファースト・ガンダムの登場人物でいうと、スクルトゥーラはミライさん、リアクトは……そうです、セイラさんですね、やっぱり。
脚力が足りなくても、足りているように思わせてくれる「優しい」スクルトゥーラに対して、リアクトはある程度のパワーとスキルがないと、逆に不足感を突きつけてくる。
乗っている間、何度も叱咤された気がしましたよ、ホントにσ(^_^;)
というワケで、貧脚のワタシでは、残念ながらリアクトの良さを体感することができませんでした……というより、完敗。でも、この「乗り手を選ぶ」的な性格も含めて、やっぱり文句無しにカッコいいバイクです。
このまま諦めるのはシャクなので、ルイガノでトレーニングを重ねて、次に乗る時はリアクトに「生意気ね!」とか言わせたいもんです。
【おまけ】
乗り換えを考えているなら、こちらの記事もオススメです(^^)
ロードバイクを買取に出してみてわかった5つのポイント
吉尾エイチでした。m(_ _)m
コメント
はじめまして。古い記事にコメントしてスミマセン。
Reacto 4000購入の際にたいへん参考にさせていただきました。
Reacto4000のカッコ良さに魅せられて購入を迷っていたときに、「やっぱりそう思う人は私だけはない」とblogの前半の内容を見て一人うなずき、決断のきっかけになりました。
しかし、購入後はblogの後半の通り、
「せっかく新車にしたのに古いクロモリの方が速いいじゃないか?」という進みの悪さと、すぐに売り切れてしまう足に不安になりました。
でも買ってしまって後戻りもできないので、試行錯誤を繰り換えしたところ、数日後にはそれなりの解がみえました。
・走り出しをかならず軽いギヤにする
・加速はゆっくりめを意識する
・ケイデンスは高め(平地なら90-110rpmぐらい)を維持する
という3点で、巡航速度も最高速もあがりました。
ロードレーサーなので、急加速・急減速の繰り返しに強くないと本当はダメなんでしょうが、貧脚アラフィフとしては、まずは楽しさを優先しています。
ということで、完全に乗りこなすとなると話は別ですが、このバイクを楽しむと言う話であれば、パワーとスキルも手持ちの範囲でもどうにかできそうです。
カイゾーさま
ご丁寧なコメントありがとうございます。同年代の方のお役に立ったならば、こんなに嬉しいことはありません!カイゾーさまのサイトにもお邪魔させていただきます!