【カーボンロードバイク初試乗】メリダ・スクルトゥーラ5000の安定感に惚れ惚れしちゃったぞ!

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前回の続き。いよいよカーボンロードバイクのレンタルレポートです!湘南国際村でのプチクライムを含め、3時間ー約30キロを走ってきました。ロードバイクとひとくちに言っても、フレームやコンポでここまで違うものなのか!とびっくりしちゃいましたよ。

とはいえ、ワタシの自転車歴といえば、ほぼ今の愛車である『ルイガノCENアルテグラMIX』オンリー。もちろん、カーボンバイクは初体験です。申し訳ありませんが、すべてのインプレには「ルイガノと較べたら…」という枕言葉をつけてお読みいただければ幸いです。

ワタシ同様、「カーボンバイクってそんなにグッドなの?乗ったことないから良くワカラン(T ^ T)」とお嘆きの方々に、少しでもお役に立てれば嬉しい限りですσ(^_^;)

<メリダ・ロードバイクの詳しいレンタル方法はこちら>

【メリダエクスペリエンスセンター】ソレイユの丘でメリダのロードバイクを心ゆくまで試してみた!

◆カーボンバイクの乗り味は「キツネにつままれたような心地良さ」です

なんというか、つかみどころがない表現ですみませんm(_ _)m

とにかく、あらゆる要素がバランス良くレベルアップしているので、「これがカーボンなのだ!」という突出した特徴的なものは感じにくかったのです。でも、確実に後を引く「いつまでも乗っていたい……」という感覚。

「なぜ、そう思うのか?」と自分に問うてみると。

全てがよりコンパクトであり、
全てがよりスムースであり、
全てがよりクイックであり、

結果、全てがよりコンフォートである。

コンフォート=心地良いから、「いつまでも乗っていたい……」と感じてしまうのです。なんだか、スクルトゥーラに騙されている気持ちにすらなりました。

◆カーボンフレームだからこそのメリットは?

上にあげた3つのフレーズ「コンパクト」「スムース」「クイック」を分解していくと、カーボンフレーム以外の理由も混じっていることに気づきました

先日レンタルした「スクルトゥーラ5000」は、カーボンフレームに加えてメインコンポがアルテグラ6800。その性能も「心地良さ」のアップに大いに影響しています。

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なので、今回の記事はできるだけアルミとカーボン、フレーム素材の違いにフォーカスしてみたいと思います。

◆振動が少ないとココロもカラダも疲れにくいのだ!

スクルトゥーラ5000を初めて手に持った時の重量感は、確かに軽いけれど「うわっ」と驚くほどではなかったです。漕ぎ出してみても、特に違いがわからず。WH6800で初めて走った時の方が感動的でした。

要は、走り出しは今いちパッとしなかったのです。でも、しばらく乗り回しているうちにあることに気がつきました。

「バイクが勝手に、どんどん進んでいくぞ?」

最初はキツネにつままれたようで、ワケがわからなかったのですが、注意深く乗ってみると大きな違いがありました。ルイガノは真っ直ぐ走らせようと「意識」しなければならないのですが、スクルトゥーラは全くそれが無いのです。だから「勝手に進む」と感じるワケ。

その原因をさらに突き詰めてみると「振動の少なさ」に行きつきます。ペダリングのフラつきや路面の段差による振動がとても少ないので、それをキャッチして修正するための労力が省かれるのです。

この感覚は、ロードバイクをしっかり操れるベテランの方よりも、絶えずイッパイッパイでペダルを回している、我われ初心者の方が、はっきりと感じられるのだと思います。

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ワタシのメンタル的に、コレはとても心地良くって。「カーボンフレームの正のスパイラル」とでもいいましょうか……

車体が安定しているから、余計なことに神経を使わないで済む

気持ちがラクになるから、ペダリングに集中できる

集中できるから、加速もスムース(に感じる)

加速が良いから、とてもキブンが良い

だから、疲れを感じにくい

なので、いつまでも乗っていたくなる

そんな感じ。

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.↑あまりにもキブンが良いので、材木座までいっちまいました!

◆次はカーボン!と自信を持って言えちゃうぞ

誤解のないように付け加えさせていただくと、もちろん「真っ直ぐ走りすぎて曲がりにくい」というのではありません。直線もコーナーも、バイクが勝手に、危なげなくこなしてくれちゃう感覚。

スクルトゥーラに乗ってみて、ルイガノは「制御すること」に意外と神経を使っていたのだなあと気づかされました。(自分のウデは棚にポイしてますよ)

特に、トンネルの中とか、ダウンヒルとか、乗り手がナーバスになるシチュエーションで、よりはっきりと違いを感じます。タイヤとホイールはルイガノの方に分があるはずなのに……あんまりじゃないか(T ^ T)

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↑ルイガノのホイールはWH6800、タイヤはIRCのチューブレスなのだ

ちょっぴり悔しいけれど、この振動の少なさがもたらす安定感はヤミツキになりますね、ジッサイ。ワタシにとってはカーボンフレーム最大の魅力に感じました。

というワケで、「カーボンバイクってめっさ高いけど、それだけ払う価値があるの?」と、ずっとモヤモヤしていたギモンも、メリダエクスプレスセンターのおかげでスパッと解決。あまりにもカイケツしすぎちゃって、ネクストバイクは、ぜひともカーボンにしちゃいたいぞ、まったくもう!

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吉尾エイチでした。m(_ _)m

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