ロードバイクを妻に許してもらえない場合のソフトランディング法②【ネゴシエーション編】

ロードバイクに対する拒絶の本質は、バイクそのものではなくて、実は自分に対する不満や不信のあらわれ。前回の記事に書いたような努力と気づかいでなんとか和らげることができたとしても、それはようやく土台ができた程度のことです。ここで気を緩めてしまうと、それこそ取り返しのつかない事態に発展しかねません。焦らず慎重にことを運んでいきましょう。

>>ロードバイクを妻に許してもらえない場合のソフトランディング法①【リカバリー編】 | 凪ロード

最初の一歩が難しい!ロードバイクのある生活に慣れてもらう2つのアプローチ

自分がどんなにロードバイクを渇望していても、相手からみたら家庭内に入り込む「異物」でしかありません。そんなものが突然現れたら、盛大にアレルギー反応を起こしてしまうのも当然です。関係性をリカバリーできたと言っても、いきなり新車を買ってきてしまうような暴挙は避けるべきです。


↑いきなりネットでバイクを買って、抜き差しならなくなった人がここにいます

「バラ完」で少しづつロードバイクに慣れてもらう

ソフトランディング法のひとつめは、パーツをバラバラに買い溜めて少しずつロードバイクを組んでいく 「バラ完」です。アレルギー治療の「減感作療法」にならって、アレルギーの原因である「アレルゲン(=ロードバイク)」を「少量(=パーツ)」から投与することで体をアレルゲンに慣らし、症状の緩和をはかります。フレーム、コンポ、サドルにハンドル、そしてホイール……吉尾の場合は1年かけて「ロードバイクのある生活」に、だんだんと慣れてもらいました。


↑組み上がるまではガラクタにしか見えないところがグッド

ぽんっと完成車が登場するより、小さな部品の方が刺激が少ない(ムカッとしにくい)。加えてそれが長期間続くため、やがて拒絶することにも飽きてきます。また、イチから組み上げるというプロセスを踏むことで、こちらの本気度がさらに伝わるようです。最後の方はかえって不憫がられていたフシすらありました。

>>【ルイガノCENアルテグラMIX堂々完成!】通販の中古パーツで組み上げたロードバイクのコスパはいかに? | 凪ロード

めでたくバイクが組み上がった時にもドヤ顔は厳禁。はやる気持ちを抑えに抑えて「“せっかくだから”+“ちょっと”、乗ってきても良いかな?」と、控えめな接頭語を重ね付けしつつ、あくまでも「奉る」スタンスでクロージングに臨みましょう。

あれから4年……未だに「肯定」はありませんが、どうにか「黙認」し続けてくれています。「そこまで好きなら、ま、いっか」と自分で自分を納得させてくれたのかもしれません。

>>【自転車嫌いの妻語録Vol.2】自転車嫌いの妻が夫の自転車趣味を許した理由を聞いてみた | 凪ロード