【ロードバイクの異音の究明】気になる音の正体は意外なところにあったりします

自転車のメンテナンス

回転するメカニズムをもつ機械にありがちなものといえば、規則的に鳴る聞きなれない音。車や洗濯機、エアコンの室外機や換気扇……それはある日突然始まることもあれば、一定の条件の時だけ発生することもあります。ただ、共通しているのは原因を見つけにくいこど。

ホイール、クランク、チェーンにスプロケ。回転体の塊のような自転車も例にもれず、コツコツ音だのキュルキュル音だの異音に関しての悩みは、ちょっとググっただけでもどっさりヒットします。

◆立ちこぎする時だけ前輪から音がする

ワタシのケースは、立ちこぎでペダルとフロントホイールに負荷がかかる時だけ、等間隔で「コツッ……コツッ……」と音が鳴るようになってしまいました。

スピードが上がると音のピッチも上がるので、ホイールまわりかクランクまわりとアタリをつけたのですが、耳を傾けていると、だんだん感覚がマヒしてきて、どこから音が出ているのかわからなくなってしまいます(T ^ T)

◆まさかクイックレリーズの「甘さ」が原因だったとは(^^)

ネットで調べたチェック方法を試していくと、実は単純な「クイックレリーズの締め込み不足」でした。2階の自室から自転車を下ろすたびに、フロントホイールを外していたのですが、その取付け方が甘かったようです。文字通り「締まらないハナシ」σ(^_^;)。

◆規則的なコツコツ音の究明方法の一例

異音の種類によって、重点的に調べるところは変わります。ホイールやクランクの回転に合わせてコツコツ鳴るんだけど、いまいち音の出所がワカランーーなんて場合は、フロントまわりやクランクまわりからチェックしていくと良いようです。作業の難易度が低いものから並べていくと、

1.クイックレリーズの締め込み

今の締め具合よりも少しだけキツくしてみましょう。一気に締め込むと、レリーズ自体を傷めることがあるので注意です。

2.チェーンの伸び具合をチェック

意外と盲点らしいです。チェーンにチェッカーをあてるだけなので作業は一瞬。変速の調子が悪い時も疑うべきポイント。


↑まだダイジョーブ!

3.ペダルの増し締め

今回の異音は、立ちこぎした時にだけ発生。素手で回したくらいではわからない微妙な「弛み」が、負荷がかかると表面化することもあるそうですよ。立ちこぎで一番体重乗せるパーツですからね~


↑ペダルのネジは左右反対。締め込みは「ペダルを踏む方向と同じ」と覚えちゃおう(^^)

4.クランクの増し締め

ペダルを締めても音が消えない場合は、クランクもチェック。

5.ステムとトップキャップの増し締め

立ちこぎで、次に負荷がかかるところといえばハンドルまわり。コラム側を締める時には、トップキャップと両方弛めてヘッドチューブとの遊びがないように調整しよう!

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今回は幸いにして、第1段階で問題解決\(^o^)/。ただ、異音は奥深いトラブルのようで、増し締めくらいではクリアできないケースも少なくないそうです。手に負えなさそうな時は、素直にショップのお世話になっちゃいましょう!

吉尾エイチでした。m(_ _)m

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