堂城 賢(タカギ マサル)先生の新刊をやっと読むことができました。なんだかんだと忙しく、昨年4月の発刊から随分と経ってしまいました。自転車も手放しちゃってたしね…σ(^_^;)
◆初巻の『自転車の教科書』を読んだときの正直な感想は「わかったけど、ワカラン」
書いてあることは理解できるのですが、実際どう乗るのかはモヤモヤしたまま…そんなもどかしさ満載な感じでした。
でも今回の「身体の使い方編」は、ワタシと同じ感想を持った方に、ぜひともおすすめしたい一冊です。
◆入口を間違えると出口も間違える
同じ単語を使っていても、なんとなく話がカミ合わない。よくよく聞いてみると、そのコトバの意味合いががお互いでズレていた……日常会話あるあるです。
「自転車の教科書」の次巻であるこの本の半分は、初巻の解説的な内容となっていて、文中に出てくるキーワードの意味するところを具体的に再定義しています。
“私は人に物事を教えるためには 「考え方の基準 」が絶対に必要だと思っています 。そして教える際に重要なのは言葉を 「定義する 」ことと 、実際に動作をして 「体感すること 」だと思っています 。私の教える身体の使い方の基準となっているのは 「軸 」 「荷重移動 」 「おじぎ 」 「脱力 」です 。これらの言葉は割と誰でも簡単に使っている言葉だと思いますが 、意味を正しく理解し 、説明できなければ 「簡単に使うべきではない言葉 」だと思っています 。”
実はワタシ、初巻を読んだ後に堂城先生の講義を生で聴く機会があったんですね。そこで初めて、自分が間違えて理解していたことがわかったり、本の内容だけではイメージできなかったことが、随分と明確になりました。
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◆おじぎ乗りの「べからず集」は直球でわかりやすい
理解が進んだからといって、「おじぎ乗り」ができるようになったワケではありませんが、少なくとも、正しいと思って乗り続けることは無くなりました。
なので、この「べからず集」のパートは、「初巻を読んでおじぎ乗りにチャレンジしてみたけれど、なんだかなあ~」と感じている方に特にオススメ。
ワタシのように、勘違いしたまま乗り続けている自分に気がついちゃうかもしれません。σ(^_^;)
まだまだお伝えしたいことはありますが、長くなってしまったので…後編に続きます。
◆おまけ これが本家『おじぎ乗り』のペダリングだっ!
縦撮りしちゃったので、先生の顔が切れてしまってます…スミマセン。
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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