今回は前ブレーキの整備をしてみました。「ペダルが重いの」と娘から聞いていましたが、それもそのはず、ブレーキシューの片方がリムにくっついています。分解清掃して、調整すれば直ると思っていたのですが…
片効きの調整はスパナを2本使って、フォークの前後ろのナットを同時に回して、リムとシューの間隔をちょうど良い具合にしてきます。
が、何度やってみても、一旦ブレーキレバーを握ると元の木阿弥、くっついたままです。3回くらいバラしては組み立て…とリアディレーラー同様、またまた自転車迷宮に入りかけるワタシ。でも、そのおかげで、キャリパーの構造を冷静に見直せるようになってきました。どうやら、キャリパー自体が変形し、それによりバネの弾力のバランスが左右で崩れてしまったようです。さすがにコレを復元する自信はなかったので、素直にサイクルベースあさひへ。キャリパーの現物を持参して、同じサイズのものを分けてもらいました。(1,300円ナリ)
ちなみに、近所のあさひさんにはミストラルの点検もやっていただいたのですが、本体を購入しているわけでもないのに、メンテナンスの相談にも親切に対応してくれます。とても感じが良い店です。スタッフによって知識のバラツキはあるようですが…サイクルベースあさひ・横須賀店のみなさんありがとう!これからもよろしくです!
向かって左側が新しいキャリパーです。ちょっとサイズが大きい感じもしましたが、取り付けてみるとあっけないくらいキチンと機能します。さすがプロの選択!これでペダルの重さも解消できると思います。
■サンポール作戦でキレイにしたのに…ブレーキシューも無駄に…
上の画像を再びご覧いただくと、古いキャリパーも結構キレイだと思いませんか?
最初はこんな感じでとにかくサビサビ。今回もサンポールに漬けて、ブラシでこすってと、結構しっかりクリーンアップをしたのですがねえ。結局パーツ自体の交換になってしまったので、全く必要のない作業に時間をかけてしまいました。
また、新品キャリパーはブレーキシューとセットになっていたので、先に買っておいたブレーキシューもそのままストックに…できるはずのない片効き調整に悪戦苦闘した時間も考えると、うーむ、またやっちまったなあ。
普段からマメにメンテナンスして、自転車の状態を把握しておかないと、こういうことが起こってしまいます。反省しつつ、頑張るぞ!
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