「父娘でサイクリング!」を目論んで手に入れたジオス・ミストラル。で・す・が、肝心のサイクリングが実現していない…なんと、タイミングを見計らったかのように娘の自転車が故障してしまったのです。
変速機が動かなくなったというので、改めて娘の自転車を見てみると、とにかくサビだらけ!2年前に買ったものですが、ブログではとてもお見せできないほどの惨憺たる状態…
「重くて漕ぐのが疲れる」
なんて言っていたけど、そりゃそうだろうな、この有様では…ここはシャッキリ整備して、いいところを見せるべきチャンスです^ ^
■チェーンのサビ取りで『サンポール作戦』始動!
手始めに、真っ赤にサビたチェーンのメンテナンス(上の画像)。ここまでになってしまうと交換するのが普通でしょう。でも、娘も来春には中学生ですから、24インチのMTBっぽい子供自転車にいつまで乗ってくれるのか…たぶん乗らなくなるんだろうなということで、今回はケチケチ・メンテナンスでいこうと思います。
今回はKinoの自転車日記さんで知った、サンポールを使うサビ取りに挑戦してみました。トイレのヨゴレだけではなく、サビにも「酸が効く」のですね!さて、手順は…
チェーンをサンポールの原液につける
↓
真鍮ブラシでサビを落とす
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中性洗剤で酸を中和
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水洗い・乾燥
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ガソリンで脱脂←(コレやるの忘れました)
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注油
↑サンポールに漬けてます。反応して泡が出てきます。
たまにかき混ぜたりしてみます。サンポールって初めて使いましたが、嫌いなニオイではないですね。
↑ブラシでよーく擦ったあと、中性洗剤につけて中和。
サンポールの酸による腐食の進行を止めるそうです。
液が乳白色になります。
飛躍的にキレイになりましたが、如何せん腐食がひどくピカピカとまではいきませんでした…
↑近所のホムセンで買い揃えたケミカルブラザーズ。随分と庶民的なラインナップになってしまいました。自転車のオイル類って、ちょっと良いものを買おうとすると、その価格相場にビックリします。サンポールとか中性洗剤だとか、馴染み深くて安価なモノが使えるっていうのはウレシイ限りですね!
画像を取り忘れてしまいましたが、乾燥後の注油はジンセイハフリースタイルさんで知った「チェーンの浅漬け」を試してみました。ジップロックにチェーンとオイルを入れて、揉んでからしばらく置く、というこちらも初心者には馴染みやすい方法です。ただ、オイルアップの前の脱脂(古いオイルを溶かし出すためにガソリンに漬ける)を忘れてしまったので、効果は今ひとつなのかもしれません。自分のミストラルに手をつける時にやってみようと思います。
■分解しすぎて収拾がつかなくなる…
今回の整備には、もうひとつの目的がありまして…それは自転車の特殊工具を使ってみることと自転車の構造を知ること。そのために、ボスフリー抜きとかペダルレンチとかクランク抜きとか、自転車専用工具をいくつか買ってみました。それを使ってみるためだけに、いろんなところを分解してしまいました。
DIYは嫌いではないので、それなりにイロイロやってきたつもりですが、木工中心のそれと、自転車の整備は、工具の種類や使い方が全然違いますね、やっぱり。構造にも慣れていないので、とても時間がかかってしまった…なので、娘の自転車は「シフトが壊れた自転車」から「乗ることもできない自転車」へとさらに状況悪化^^;)
スミマセン。ちゃんと直していきたいと思いますm(._.)m
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