前回はiWOWNfit i6 ProとMi Band 2、ふたつの機能をざっと比較してみました。今回はそもそもの目的だった心拍計の性能を較べてみましょう。
( ´・ω・)⊃関連記事です
【リストバンド心拍計への道ー1】iWOWNfit i6 ProとXiaomi Mi Band 2を両方買っちゃったのでレビュー
廉価なリストバンド心拍計は、定番の胸バンド式より精度が今ひとつ、なんてコメントも目立ちます。果たしてこのコたちは使いモノになるのでしょうか?
◆思っていたより正確ですよ(^^)
テスト方法は、iWOWNfit i6 ProとMi Band 2、そしてキャットアイの胸バンド式心拍計を同時に計測し、数値を較べる単純なもの。一応、キャットアイを正しい数値と考えました。
キャットアイの心拍が76の時、iWOWNfit i6 ProとMi Band 2の数値は……
若干低めの数値ですが、まあ許容範囲と言えるレベルではないかしら?何度か計りなおしていると、データにバラツキはあるものの、アマチュアには全く問題ない精度だと思いました。
↑心拍計の性能はMi Band 2が優勢!
強いていえば、iWOWNfitの方が数値が表示されるまでの時間が長いのが気になったくらいです。
今回は安静時の計測でしたが、次回は常時計測モードで、ライド中のデータも比較してみますね。
しかし、ここで大きな問題が……
◆どちらもキャットアイのサイコンには使えません!
実は、そーなんです(T ^ T)
Bluetooth機器ならば、相性の問題は少ないと思っていたのですが、サイコンを制御しているアプリ「Cateye Cycling」に、どうやっても認識してもらえませんでした。
↑つれないやん、猫!
iWOWNfit i6 Proは「専用アプリ以外は何ともつながりません」との但し書きがあったので、そもそもダメ元で買ってみたのですが、Xiaomi miband2の方は「ランタスティック」や「ストラバ」(どちらもスマホをサイコンとして使うためのアプリ)と連携可能だということだったので、まさかの想定外…
トピークのスピード&ケイデンスセンサーは、「ランタスティック」や「ストラバ」で問題なく使えます。「Cateye Cycling」でもなんとか接続できていた(3回に1回はダメだけど)ので、Xiaomi Mi Band 2も、当然使えると思い込んでしまったのが運のツキ(^^)
キャットアイのカスタマーサービスにも問い合わせてみましたが、Xiaomi miband2は「つながらない」という回答でした。(他にも聞いた人がいるのだろうね)
また、社外品のBluetooth規格に合わせて、アプリをアップデートすることもないそうなので、今のサイコン「ストラーダ・スマート」を使い続ける限り、心拍計は胸バンド一択。キャットアイがリストバンドタイプを発売してくれれば話は別ですが、そんな気配もなし……胸バンド式からめでたく卒業と思っていたのに残念無念。
でも、世の中「捨てる神あれば拾う神あり」です。なにか奥の手がみつかるかもしれないので、しばらくの間は調査とテストを続行します!Bluetoothのリストバンド心拍計への道は意外に険しいですねー(T ^ T)
吉尾エイチでした。m(_ _)m
コメント
乳バンドとの比較で精度を計るのはなるほどと思いました。
意外にも?正確でしたねσ^_^;
Bluetoothの接続に関しては、何とも手に負えない部分ですから、残念としか言いようがないですね。
yoshimotoya120さん
心拍計の精度はもっといい加減だと思っていたので、良い意味で裏切られました。今のところコストパフォーマンスは抜群です。あとは耐久性に期待です。