サーヴェロ・カレドニア5
サーヴェロが放つオールニューバイク”Caledonia”(カレドニア)。これまでのどのバイクとも異なるコンセプトに基づいて設計された「モダンロード」として送り出されたシリーズのベースモデルをインプレッション。https://t.co/Polhjw1BPb
— cyclowired.jp (@cyclowired_jp) 2020年9月6日
弱虫ペダルの登場キャラの影響か、「サーヴェロといえばエアロ」というイメージのカナダブランド。ニューモデルであるカレドニアは、スポーツバイクの本質ともいえる「あらゆる条件下で速く走ること」を追求した新機軸のバイクです。サーヴェロ自身は「モダンロード」と表現しています。
カレドニアはバイクを供給するワールドツアーチーム「サンウェブ」との共同開発。石畳みレース専用のフレームを求める声に応えたのだそうです。トレックやスペシャライズドのような振動吸収のギミックはありませんが、上位グレードである「5」のHPをみると、はっきりと「レースバイク」であると言い切っています。
その一方で、34Cまでのタイヤキャパシティやフェンダーマウントを装備しているあたり、スピードと走破性を両立した、まさに“現代的な”ロードバイクと言えるでしょう。
ピナレロ ・パリ・ディスク
ピナレロの2021年モデルが発表。DOGMA F12のテクノロジーを引き継ぎ「PRINCE」がフルモデルチェンジ。さらに、名車「PARIS」がエンデュランスエアロロードとなってラインアップに復活した。ANGLIRUのディスクブレーキ化やDOGMA F12の新色追加などもトピックだ。https://t.co/RZPErynmlw
— cyclowired.jp (@cyclowired_jp) 2020年7月19日
ピナレロの「パリ」は、ツール・ド・フランス総合優勝を成し遂げるほどのピュアレーシングバイクとして生み出されたのち、約20年間継続したロングセラーモデル。2014モデルを最後に姿を消していたものの、新しいコンセプトで7年ぶりに復活しました。
曰く、「エンデュランス・エアロロード」。トレンドのエアロ効果を取り入れつつ、あらゆるサイクリストが無理のないポジションを取ることができ、長時間のライドでもストレスが少なく快適に走れるよう設計されているのですって。最大タイヤ幅は30Cと、ほかの2モデルに較べると控えめですが、オンロードでの使用だけを考えたら十分なスペック。
ショートリーチ&ハイスタックなジオメトリーで初心者でもラクチン
コンセプトやスペックはそれぞれ微妙に異なる3台ですが、フレームジオメトリーを調べてみると共通点も見えてきます。
注目すべきはリーチとスタックの寸法です。どちらもトップチューブの上端からBBまでの距離を示していますが、リーチは水平方向で、長いほどハンドルが遠くなります。そして、スタックは垂直方向で、高いほどアップライトなポジションになります。
参考までに愛車のRIDE3000とリーチを揃えて並べてみると、なんとスタックは同等かそれ以上!RIDE3000って、ロードバイクらしからぬ長いベッドチューブが仇となって人気がでなかったの?と勝手に思い込んじゃうほど、スタックの高さだけは突出していたのですが、それを超えてくるとは……。
3台とも、前傾姿勢に慣れないビギナーでも安心して乗りこなせそうです。エンデュランスロードは、レースバイクと比べるとやっぱり乗り心地が良いですよ。
>>【メリダのロード3モデル試乗比較】リアクト・スクルトゥーラ ・ライド……みんな違ってみんないい(^^) | 凪ロード
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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