どうせ買うなら×1「ディスクブレーキ」
まずは控えめなスペックから比較してみます。共通の条件は2つ。
①フレームはカーボン
②コンポはシマノ・R7025
R7025は油圧ディスクブレーキのボトムラインである105グレード。出来るだけ出費を抑えてカーボン×ディスクブレーキのバイク乗りたい場合の選択肢になります。あと、ショップ販売の参考例としてトレックのエモンダをピックアップしています。
キャニオンはアルティメットSLが唯一の8kg切り、そしてヴィータスのZeniumは16.7万円という低価格で気を吐いています。でも、せっかくカーボンバイクに乗るのに9kg越えの重量はさすがに考えてしまいます。吉尾的にはキャニオンのどちらかが良いです。
キャニオンHP
↑アルティメットはすぐに売り切れちゃうモデルも少なくない
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↑確かに安い!でも重い……
どうせ買うなら×2
「ディスクブレーキ×電動シフト」
ディスクブレーキモデルに買い換えるなら、思い切ってシフトも電動にしちゃおうかな?と思いついてしまうと、予算は10〜20万円アップします。コンポが105→アルテグラD i2にグレードアップするのはもちろん、ホイールもアルミ→カーボンになってくるからです。
このクラスなら、カーボンホイールがアッセンブルされたヴィータスが健闘しているように見えますが、やはりキャニオンの軽さが目立ちます。アルミホイールでもカーボンホイールのヴィータスよりも軽いので、それなら価格が安いキャニオンでいんじゃね?となりそうです。
キャニオンHP
↑エンデュレースはゆったりポジションのロングライド系
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↑Vitesseはオールラウンド系
どうせ買うなら×3
「ディスクブレーキ×電動シフト×ワイヤレス」
いろんなバイクを調べていると、だんだん感覚がマヒしてきませんか?思考に歯止めが効かなくなって、普段は考えたこともないところまで行きついちゃったりします。「どうせ電動シフトにするなら、いっそのことワイヤレスにしちゃえ!」
無理やり理屈をつけるならば、幅広ハンドルを使っている吉尾は購入後の換装が必須になるので、配線のないスラムのetapは作業面でも魅力的なんです。独特なシフトチェンジや12速のシステムにも、もちろんソソられますけど ……ね。
コンポだけでつまんで並べると「さすがヴィータスお買い得!」と思いそうになりましたが、キャニオンには20万円以上するDTスイスのホイールとクオークのパワーメーターがセットされているじゃないですか!それを考えると50万円オーバーの価格も割安に見えてきちゃうのが不思議です(実際、アルティメットは完売状態でした)。
でもしかし、105の機械式シフトモデルが2台以上買えちゃうことに気がつくと、どこかでなにかを間違ってしまったように感じないこともありません。が、お金があれば買うね、たぶん。105を見なかったことにすれば良いだけだから。ムフ。
キャニオンHP
↑コスパMAXの“全部のせ”
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↑フレームのカタチは好みなので結構気になるモデル
キャニオンのコスパ恐るべし!だが、wiggleのセールも侮れない
カタログスペックでは、全クラスともキャニオンのコスパに圧倒されまくる結果となりました。良い意味で「バイク界のユニクロ」と呼ばせていただきたい!ただ、本気で買うとなると、フレームのジオメトリーやカラーなんかも気になるところですから、じっくり検討を重ねたいです (だいぶ現実に戻ってきました)。
あと、油断ならないのはwiggleのクリアランス。やるときはかなり暴力的に展開するので、価格面の優劣が一瞬でひっくり返えることもあります。なんて、考えは尽きないけれど、こうやっていろいろ企んでみるのはやっぱり楽しいものですね!
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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