またまたアルテグラの整備で失敗してしまいました。前回はブレーキ「BR-6700」で、今回はホイール「WH-6800」です。
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前回の失敗は不可抗力と言えなくもないけれど、今回のは完全に自爆……全くお恥ずかしい限りですが、全国のセルフメンテリストのみなさまの、ほんの少しでもお役に立てればと、恥を忍んで報告させていただきます。σ(^_^;)
◆ハブ軸側のダストカバーは「決して独りでは外さないでください」
やってしまうと、アルテグラの祟りがあります…なんてウソですけど、祟りレベルの手痛いしっぺ返しを食らうのはホントです。
↑コレを…
↑こうやって外すとアウト!
ちなみに、映画「サスペリア」のコピーを使いたかったので「独りでは」というフレーズをいれちゃいましたが、2人がかりでもダメなモノはダメなので…念のためσ(^_^;)。旧作すぎて若い人たちは知らないだろうなぁ、当時としてはメチャクチャ怖い映画でした…。
◆組み立てた後、ザリザリ音がするようになってしまった(T ^ T)
はい、閑話休題。要は、そう↑なってしまいますから気をつけましょう、ということです。
敗因はディーラーズマニュアルしか読まず、分解図を見過ごしていたことこと。マニュアルにはこんなイラストがあったので…
てっきり、ハブ軸側(右)も外すモノだと思い込んでしまいました。でも、分解図を見てみると…
ダストカバーは外してませんね~。作業をしていて、あまりにも外しにくいので「変だなあ」とは思ったんですよ。他にも兆候はありまして、デジタルラチェット側(左)にはマイナスドライバーを差し込む溝があるのに…
ハブ軸側(右)にはない、とか。そのうえとても硬い(外すべきモノではないので当たり前ですね)。当て布までしてかなり気を付けてやっても…
カバーもハブもキズだらけ!ザリザリのガビガビになってしまいました。
ここまでなら「キズつけちゃった」で終わりですが、組戻してからはさらに重大な事態に発展してしまいました。
ホイールを回すと…ザぁり、ザザぁり……何かがこすれ合う不気味な音が……しかも右に倒した時だけ。ひぇぇぇ~
デジタルラチェット側(左)と違って、ハブ軸側(右)のダストカバーはハブ軸に固定されています。なのでハブボディが回わると、ドライバーでガビガビにしちゃったところが擦れてしまうんですね。
↑画像のように、軸とダストカバーは一体で外すのが正解です…って、そんなヘタ打つのワタシだけですか。やっぱりそーですか_| ̄|○
◆失敗は成功の素なのだ!明日も頑張りまーす
501などのデフォルト・ホイール以上のスムースな走りを期待して、ちょっとムリして買ったのに……WH-6800アルテグラ・ホイールが台無しです。
慣れている方ならばこんなミスはしないでしょうから、まさにシロートの浅はかさ。こう見えてもかなり凹んでます(T ^ T)。でもね、誰にでも「初めて」ってありますよね!このミスのおかげで次は間違えませんから、絶対に。授業料だと思って気持ちを切り替えようと思いまーす。
とりあえず、スキマにグリスを差してみたら気休め程度には改善しました。走っているうちにうまいこと摩擦ですり減っちゃったり…しないか、やっぱり。上手にリカバリーできましたら、またご報告しまーす!
<2016.7.16 追記>
何かと手間がかかったWH6800でしたが、さすが定評のある名モデル!初心者でもわかる乗りやすさです
【WH6800とチューブレスタイヤのインプレッション:前編】初心者でも違いがわかる!アルテグラ・ホイールの回転力にビビる
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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