立ちこぎがめちゃくちゃ自然にできる
スペーサーのぶん重くなったことを差し引いても、Qファクターの拡大は良いことずくめでした。中でも効果を実感しているのが、ダンシングです。
自らのスキル不足を棚上げして言わせていただくと、足の動きにストレスを感じなくなりました。以前は下死点に向かう1〜6時までのストロークで、足のやり場に困るというか、なんとなく窮屈な思いをしていました。でも、Qファクターを広げてからは、とても自然なフィーリングでクランクを回せるようになりました。
その後も何度か元に戻したり、また広げたりを繰り返してみましたが、やっぱり広い方がしっくりきます。もっとも、タイムが劇的に上がるわけではないので、あくまで感じ方のレベルなのでしょうが、登坂が苦手な吉尾にとっては、メンタルの向上につながっています。
Qファクターをガバッと広げる2つの方法
吉尾が愛用しているペダルは“ルック・KEO クラシック3”。Qファクターは標準的な53ミリです。それを一気に15ミリ広げて、68ミリまで持っていくための選択肢は、調べた限りでは2つだけ。
>>【ルック・KEO クラシック3ペダル】初めてのビンディングペダルは「外しやすさ」で選ぶとしあわせになれる……ハズ | 凪ロード
1.ペダルエクステンダーで20ミリ広げる
コスト抑えるために吉尾が選んだ方法です。今回はお試しということで、ノーブランドの廉価品をチョイスしましたが、信頼性で選ぶなら定評あるバイクフィットがおすすめ。吉尾も頃合いをみて、買い換えるつもりです。
実はこのタイプの廉価品も試したのですが、ねじ切りは精度が低いし、手持ちの工具では取付られなかったりで、残念な思いをしました。バイクフィットのスペーサーは、リーズナブルとは言えないけれど、ロングセラーならではの安心感があります。
あと、組み合わせるペダルがアーレンキーで取り付けるタイプなら、「HEX+」モデルを選らびましょう。ボルトが中空になっていないと、アーレンキーが使えません。
スピードプレイ+ロングスピンドル
すでにスピードプレイのペダルを使っている方やスマートなルックスにもこだわりたい方におすすめの方法です。スピードプレイのペダルはスピンドル(軸)を交換できるので、ラインナップ中最長の65ミリを使います。
68ミリには若干届きませんが、見た目的にも重量的にも、ぼってりしたエクステンダーとは比べようがないくらいカッコいいですね。その分、お値段はだいぶゴツくなってしまいますけれど。
ペダルとセットで揃えると、エントリーグレードのアルミホイールが買えちゃう勢いです。しかも、ロングスピンドルは受注生産。このスペシャル感に気持ちがグラグラしちゃうのは、吉尾だけではないはず。
エクステンダーを使い始めて、300kmほど走りました。今のところ、違和感や痛みはありませんし、なりよりも乗りやすい!足の置き所に違和感を感じているなら、一度、広いQファクターを体感してみてはいかがでしょうか?
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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