【70歳のロードバイク】ロードバイクをなか〜く楽しむ秘訣が満載!20年分のモチベーションをチャージできる本

自転車本の読書感想文

 

「哲人になるロード、詩人になるMTB」はササるフレーズ

ロードとMTB、同じ自転車でも乗っている時に考えることは全然違う……という内容のパラグラフのタイトルなんですけど、中身への共感もさることながら、表現がとてもステキ。


↑ロードバイクは黙々とクランクを回しているうちに、気がつくと自分との対話になっていたりしますよね、確かに。

 

長尾さんって、お仕事がフリーのコピーライターで、60歳を過ぎてからは本業の広告の仕事より二輪関係のライターの方が多いくらいのお方なのだそうです。

言われてみれば、この章に限らず全体を通してコトバの使い方はキャッチーだし、文章も読みやすくわかりやすい。って、プロに対してまこと失礼な物言いで……m(_ _)m 1941年のお生まれということは吉尾の父と同い年でいらっしゃるから、勝手に打ち解けてしまいました。

 

あと20年頑張れそうな気がしてきたぞ!

そう考えると、70歳で本を書き下ろしてしまうバイタリティもすごいと思うんですよ、実際。内輪のハナシで恐縮ですが、父もサラリーマンとはいえ一応文章書いて飯を食っていた人 (新聞関連)だったけど、古希に本をだせるほどのエネルギーはさすがになかったみたいですから。

素人ブログと売り物の本とを一緒に語るのはまたまた失礼で申し訳ないのですけど、この本のおかげで、吉尾もロードバイクとブログどちらもあと20年続けていけるモチベーションをいただきました! (生きていれば。ですが^ ^)

漠然とした不安の輪郭がだんだんハッキリしはじめるのが50歳。長尾さんが想定している読者層より多少若いとは思いますが、だからこそササるところもいっぱいあって、吉尾は良いタイミングでこの本に出会えたと感謝しています。“70歳のロードバイク”は内心黄昏始めた「シニア予備軍」にもオススメの一冊ですよ。

 

●こちらの2冊も中高年におすすめ!

>>若者禁止^ ^ オジサン初心者サイクリストだけがナイショで読む本 | 凪ロード

 

>>喫煙者でもヒルクライムで勝てるんじゃん!と思ったけれど…【50歳からでも強くなる!ヒルクライムトレーニングの極意】 | 凪ロード

 

吉尾エイチでした。m(_ _)m

 

コメント

  1. 宮川 より:

    自転車は生涯スポーツであるところも魅力ですよね。僕が入っている自転車乗りのグループは、60代70代の方が多くて、将来の自転車のとの向き合い方の参考にさせてもらってます。

    • 吉尾エイチ より:

      宮川さん

      共通の趣味を持つ大先輩が身近にいらっしゃるのは素敵ですね!
      そのあたりのお話も、聞かせていただけると有り難いです。

  2. yoshimotoya120 より:

    58歳で自転車を20年ぶりに再開したんですが、昨年還暦迎えた時に「あと20年80歳まで元気に自転車乗り続ける」と宣言しました。
    孫をロングライドで引き回し、そのうち全く追いつけなくなる日が来るまで走るぞーという目標ができると、健康と安全第一が最優先になりますね。

    でも60過ぎると、体調の変化や劣化度合いがそれまで以上大きくなって、その変化に戸惑いもします。
    なので、何事も始めるのに遅いということはない、というは本当だと思いますが、衰えを感じない年齢のうちにもっと早く出会ってれば、とも思いますね。

    • 吉尾エイチ より:

      yoshimotoya120さん

      80歳までお乗りになるとは!
      お孫さんとのライドも楽しそうですね(^^)
      うらやましい限りです。

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