④⑤に至っては、今のフレームに全く不満がないので、これもまあ、そうなったらさらに気持ちよく走れるのだろうな、くらい。ですから、今のところ個人的にささっているのは、①の「引きの軽さ」オンリー。つまり、今と同等の制動力を、今よりもラクに引き出すことが「ブレーキ補完計画」のミッションとなるわけです。
その達成にむけて考えた作戦は3つ。
第一次:握力の強化
のっけからブレまくり感満載ですけど。「ツラいのはチカラがないからで、大元のパワーをあげちゃえばその分ブレーキングがラクに感じるでしょ?」という、本質をついているようで、そうでもないようなプラン。
第二次:ブレーキワイヤーの抵抗を下げる
引きの軽さはワイヤーのクオリティに連動するそうです。“例のあのケーブル”を投入してブレーキフルードという「流体」に対抗します。
第三次:ブレーキシューの高性能化
ブレーキシュー自体のストッピングパワーをアップすれば、その分レバーを握るチカラは少なくて済むのが理屈。こちらも“例のあのブレーキシュー”を投入予定です。
自分で書いていて「バカなの?」と思わなくもなくもないけれど、まあ、シュミですからね!良いのです、楽しめれば……さて、いよいよ第一次プランの実施報告から参りましょう。
第一次中間報告
握力は3ヶ月で最大20%アップ!
年明けから握力強化をスタートして4月初旬にはそのくらいの成果がありました。と言っても、もともと中学一年生の平均値しかなかった握力がやっと三年生に並みになってきたかな……という程度。それでもたぶん、ジブン史上最大値だと思います。年中吊り下がっている「ミッションインポッシブル」な職業を選ばなくて良かったと、今更ながらつくづく思います。
●握力の変化(kg)
2020.1月 | 2020.4月 | 1月差 | 1月比 | |
右 | 31.7 | 38.9 | +7.2 | 123% |
左 | 29.4 | 34.1 | +4.7 | 116% |
50代前半の平均握力は46kgくらいだそうですから、きりの良いところでまずは50kgをめざします。弱い左手でもこれまでの3ヶ月と同じペースで成果が出るなら、来年の1月には達成できる試算です。鬼なら笑うところですけど、なんとか投げ出さずに続けたいと思います。
↑モチベーションキープに握力計はおすすめです
ポジションの安定にも効果アリ、かも
で、実際ブレーキングは変わったのかというと、答えはYES (と言ってしまいます)。最近は走る機会が減っていますが、いつも決まったコースを走るだけなので、かえって変化を感じやすくなりました。走り慣れてブレーキングの勘所がわかってきたせいもあるのかもしれませんが、以前より手が疲れなくなってきたことは確かです。
コメント
第二次作戦の“例のケーブル“とはまさかN泉ケーブルでしょうか❓🤓
yoshimotoya120さん
そうです。yoshimotoya120さんはすでに導入済みでしたね!かなり違うものですか?
実は… リヤの変速調整がなかなかうまく決まらずドツボ状態なんです😢
アウターがしなやか過ぎるのが原因かと睨み、先日RD直前のラスト30cmをシマノに戻したところですが、ちょっとマシになった感はあります
フロントのシフトケーブルとブレーキケーブルは全く問題なく、スムーズですよ✌️
下ハンでがっつりブレーキに握れば、握力は同じでもしっかりブレーキかけられるので、下ハントレーニングもありかもしれません。
かいぞうさん
確かに!下ハンはブレーキ効きますねえ。盲点でした。
でも、ずっと下ハンを握り続けられる体幹力って……
やっぱり、お金をかけない分カラダを使わないとダメなのね。