さてと本題です。昨年あたりから、ロードバイク界隈ではブレーキといえばディスク。メーカーの中には「もう、ディスクブレーキ(DB)用のフレームしか作らんもんね」くらいの動きをしているところも出てきて、キャリパーブレーキ(CB)は、スマホに取って代わられたガラケー的な位置づけになりつつあるのかもしれません。
吉尾もDBバイクを何度か試乗したことがありますが、あのブレーキキングのラクさは忘れられないた体験です。しかぁし!DBはほかのパーツと違って、おいそれとリプレースができません。フレームとホイールがDBに対応していなければならないから、実質、乗り換えになってしまいます。
それはわかっていたのですが、昨年、発作的にCB本体とホイールに投資しちゃったばかりなので、バイクを丸ごと買い替えてしまうのはさすがに忍びない。そこで、CBをあの手この手でDB並みに「補完」できないか?という企画を考えてみました。今回はその第一弾です。
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作戦は3段階。キャリパーブレーキの 「引き」をできるだけ軽くしていきます!
そもそもDBのアドバンテージといえば、吉尾が体感したり調べたりした限りでは5つくらい。
①入力(ブレーキレバーを引くチカラ)に対して出力(制動力)が大きい
②制動時の摩擦熱からリムを解放できる
③ウエットコンディションでも制動力が落ちにくい
④フレームの剛性が高め
⑤スルーアスクルの効果でコーナリングが安定する
①は「レバーを軽く引くだけでもしっかりブレーキングできる」ということ。お恥ずかしながら握力が並外れて弱いので、DBの軽いタッチは本当に魅力的です。②はカーボンクリンチャーホイールに熱に弱いラテックスチューブを使いたい方にはフィットするけれど、吉尾はチューブレス信者なのでそれほどメリットを感じません。
そして③。ブレーキ自体の制動力はCBもDBも大差ないという記事を読んだことがありますが、雨の日のそれは天と地ほどの差がでるのだとか。でも、吉尾は雨日にライドしないので、残念ながらその恩恵を受けることができません。
コメント
第二次作戦の“例のケーブル“とはまさかN泉ケーブルでしょうか❓🤓
yoshimotoya120さん
そうです。yoshimotoya120さんはすでに導入済みでしたね!かなり違うものですか?
実は… リヤの変速調整がなかなかうまく決まらずドツボ状態なんです😢
アウターがしなやか過ぎるのが原因かと睨み、先日RD直前のラスト30cmをシマノに戻したところですが、ちょっとマシになった感はあります
フロントのシフトケーブルとブレーキケーブルは全く問題なく、スムーズですよ✌️
下ハンでがっつりブレーキに握れば、握力は同じでもしっかりブレーキかけられるので、下ハントレーニングもありかもしれません。
かいぞうさん
確かに!下ハンはブレーキ効きますねえ。盲点でした。
でも、ずっと下ハンを握り続けられる体幹力って……
やっぱり、お金をかけない分カラダを使わないとダメなのね。