日焼けでムダな体力を使わない
熱中症対策で吉尾が一番おすすめしたいのは、日焼けをエスケープすること。昨年の梅雨明け直後は日光が嬉しくて、半袖+半パンで走っていましたが、どうにもぐったり疲れてしまいます。疲れは熱中症につながるので、思い切って肌の露出を抑えてみたところ、これがかなり良い感じでした。
日焼け止めを塗るのも悪くはないけれど、カバーアイテムで武装した方が疲労軽減には効果的。さらに、体温調節で水をかぶるときも、素肌に直接より着衣を濡らした方がクールダウン効果が長続きしますので、一石二鳥です。
↑コスパといえば、コレ
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【飲む】
ライド中の補給は「氷」のみ。カラダのクールダウンにも便利
水分補給はいろいろと試した結果、2ボトルとも真水オンリーに落ち着きました。ミネラル補給にはスポーツドリンクや経口補水液の方が有効ですが、真水ならカラダにかけてクールダウンにも使えるし、途中で氷だけ補給すれば、かなり長い時間冷たさを楽しめるのでおすすめです。
↑保冷ボトルはキャメルバックのポディウム・チル。氷を入れると良いペースで溶けてくれます。
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↑2ボトル+ツールケースの収納には「エリートVIPボトルケージクリップ」が便利
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家を出る時は、1本は氷水、もう1本は氷のみをセット。1〜2時間で氷水は飲み切ってしまうので、そのタイミングでコンビニにピットイン。クラッシュアイスだけを買って、2つのボトルに詰め込みます。
残った氷は袋のまま背中のポケットにインサート。即席の氷嚢でカラダを冷やそうというもくろみですが、これがクセになるほど快適!汗とダルさがスーッと引いていきますよ (感じ方には個人差があります)。
ボトルに補充した氷で溶けたての (?)超冷たい水を楽しめますし、それを飲み切る頃には背中の氷も溶けていますから、ボトルに移し替えて水分補給に。冷却→水分補給と、まさに“一粒で二度おいしい”コンビニ氷は本当に便利です。
ナトリウム補給はアメとタブレット
ただし、水分補給だけでは汗一緒に流れ出るナトリウムが不足します。そうなると体液の濃度を保つためにカラダは喉の渇きを抑えるので、脱水症状が進みやすくなります。タブレットや塩あめなどを活用して、塩分補給を同時に行うこともお忘れなく。
↑一種類だけだど飽きるので、塩アメ系はいくつか揃えておくとグッド
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【おまけ】
ライドには汗拭きシートよりタオルがおすすめ
あと、顔の汗はできるだけこまめに拭いた方が良いです。それだけで気分がサッパリするからライド中の気分転換にも最適。ただ、「汗拭きシート」を使うのはちょっぴり注意が必要です。すうっとして気持ち良い反面、顔に残ったメントールが汗に混じって眼に入ることがあります (かなり刺激的)。
ジャージの背中ポケットがひとつ塞がってしまうけれど、浴用タオルくらい大きなサイズを持っていると安心です。万が一、熱中症になってしまったときでも、濡らしたり氷を巻いて、氷嚢がわりに使えますよ。
飛沫拡散と熱中症をあの手この手でしっかりと対策して、真夏のライドも「お元気で」楽しんじゃいましょう!
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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