暑いです!酷く暑いです!
記録的な猛暑が続く中、サイクリストの皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?巷では熱中症で倒れる方が続出し、7月9日〜15日の1週間で病院に搬送された人は約1万人。前の年の同じ時期と比べて1.3倍なのだとか。今年の夏の暑さはかなり危険です!
一方で、そんな「危険」を顧みず、天気が良ければ、ついついライドに出かけたくなるのがサイクリストの性でもあります (ワタシだけ?)。でも、誰に頼まれたワケでもなく、100%自分の勝手で出かけるのですから、家族はもちろん他人様にご迷惑をかけてしまうのだけは避けたいところ。熱中症で倒れないように、万全の対策で臨みましょう!
熱中症の対策のキーワードは水分と電解質!
そもそも熱中症とは、高温環境による体内水分の喪失、電解質バランスの崩れ、体温調節の不良によって引き起こされる体の不調のこと。
例えば、炎天下の大量発汗に水分補給が追いつかないと脱水症状となり、その後の体温調節がうまく機能しなくなります。また、大量の発汗で電解質(主にナトリウム)が失われてしまうと、筋肉が収縮してけいれんを起こしたりします。
まずは、ガッツリ水分補給!
言わずもがな、水分の確保はマストです。涼みがてらコンビニでちょいちょい補給するのもグッドですが、バイクのボトルケージを増やして2〜3本体制にしておくとさらに安心です。
炎天下では、ドリンクを消費するペースが一気に上がるし、真水のボトルを一本持っておくと飲むだけでなく、頭からかぶることもできるので便利。
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ナトリウムも効果的に補給しよう!
ナトリウムといえば塩。塩飴をなめたり、ボトルの中身を塩水にしてみたり、いろいろ試してみましたが、個人的には素直にスポドリや経口補水液を用意するのがベターだと思います。
吸収が早いし、味も好き、回復成分が配合されているものもあるから、炎天下のライドには欠かせません。
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日差し対策も忘れずに!
あと、出来るだけ直射日光を防いで、体温を上げない工夫も大切。アーム&レッグカバーに水を含ませて、カラダを冷やし続けるテクニックも有効です。
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熱中症対策は前日から始まっている!
実は、もともとの体調が一番の原因だったりもします。寝不足、二日酔い、下痢……当日の暑さ以上に、前日の “所業”が重くのしかかるのです。特に、定期的に運動をしていない方はなおさら。調子が悪い時にはムリをしない勇気を持ちたいものです。
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中高年はリカバリーも大切!
熱中症の「予防」ではありませんが、社会人たるもの、休日の疲れを仕事に持ち込んじゃあイケません。炎天下のライドは疲労の度合いがハンパないので、いつもより念入りに回復させましょう。個人的におすすめなのは、タンパク質補給と筋膜リリース系のセルフマッサージです。
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熱中症対策におすすめアイテム
↑ボトルゲージ増設の決定版!
↑飲みやすくてよく冷えるキャメルバック!
↑コスパ抜群のドリンク
↑冷感素材か気持ちいい!
↑膝裏のメッシュが決め手!
↑頭の日焼けにも注意!
吉尾エイチでした。m(_ _)m
コメント
半年ぶりの復帰でさぁ乗ろう!というときにこの猛暑では辛いものがありますね。
ワタシはこのところもっぱら早朝ライド派ですが、6時ごろのスタートだとロングライドはできませんね。昨日も7時過ぎたら暑くなってきて、9時過ぎには早々と帰宅してました^^;
ドリンクでは、ハイポトニックで吸収が早いのと味もスッキリ系、さらに値段も安いと三拍子揃ってるクラシエのスカイウォーターが気に入ってます。
過ごしやすいはずの三浦半島も、さすがに今年はうだっています_| ̄|○私は時短作戦で、当分の間は、20キロ&1時間縛りでいこうと思っています!
熱中症にはくれぐれも気をつけていきましょう!