「コンコンコン、なんの音?」
「風の音」「あー良かったあ」
「コンコンコン、なんの音?」
「オーバーケーの音ぉ〜」「ぎゃー😱」
昭和な子供時代を過ごした皆さまには馴染み深い遊び歌。子供はオバケで「ぎゃー」だけど、大人のサイクリスト版はこれでしょう。
「コンコンコン、なんの音?」
「カーボンフレームのクラックの音ぉ〜」
「ぎゃー😱」
ロードバイクは本来、非常に静かな機械ですから、コンコンとかカチカチとか異音がする場合は、なんらかのトラブルが起こりつつあるか、起こっているサインです。
吉尾も今まで、いくつかの異音を経験してきましたが、今回お伝えするのはなかなか原因が見つからず、それこそ、カーボンフレームのクラックを覚悟したケース。同じ症状に悩む方の参考になれば幸いです。
シッティングの時だけ、ペダルを踏み込むとカチカチ。原因はシートポストが長すぎるから?
シッティングでペダルを踏み込むたびにBBあたりから、カチッ、カチッっと硬いもの同士がぶつかり合う音がします。サドルを替えてみたり、シートクランプやサドルのヤグラを締め直しても症状は変わらず。
でも、ダンシングの時には音が消えちゃうんですよね。ペダルに最大限荷重がかかった状態の方が音がしないから、フレームが割れているわけではなさそうですが、最初は原因が分からず気が気ではありませんでした。
あの手この手で検索をかけて、たどり着いたのがワイズロードさんのページ。異音の原因はこれか!
シートチューブ内に隠れていたシートポストの長さはボトルケージダボ穴には干渉せずとも直上付近。シッティング時にカーボンのしなりが発生することで芯となるシートポストが内部で干渉して音が発生しておりました。
【池袋チャーリー本日の作業日記】気になる『音鳴り』は意外な原因!?実は高性能な特性を証明していたッ!! | Y’s Road 池袋チャーリー店
ワイズロード池袋チャーリー Y’sRoad Ikebukuro Charley …
認めたくないけど、やっぱり脚が短いのね…ワタシ
ペダルを踏み込む際には片側に荷重がかかります。愛車のRIDE3000は振動吸収に優れた柔らかいフレームだから、シートチューブがしなってシートポストと触れ合ってしまうみたいなんです。
特にシートポストの隠れている部位が長すぎると、そうなるケースが多いそうです。要は脚が短いことが異音の原因ってわけなんですよね( ̄◇ ̄;)
↑シートポストがここまで埋まっているから、BBまわりの音鳴りに聞こえちゃう
なんか、ズボンの裾上げを思い出しちゃいました。そういえば、昔流行ったブーツカットを吉尾の脚に合わせると、ただのストレートになっちゃって相当ガックリした記憶が……この歳になってまで、ツラい現実を突きつけられるなんて、ヒドイわっ(T ^ T)
↑やけくそでシートポストを全出し。いくらなんでもこんな人いませんから……ここまで長くなくたっていいじゃない!メリダさんのイケズっ
シートポストをカットしたけど改善はビミョー。そのわけは……
落ち込んでいても仕方がないので、とにかくシートポストをカットしてみました。
シートポストの全長は325mm。吉尾の今のポジションは90ミリ出し、シートチューブ内に残さなくてはならないミニマムインサート105ミリ。
325ー (90+105)=130
ですが、今後の成長(?)に備えて50mmのバッファーを残すと、
130ー50=80
というわけで、80mmカットに決定!
↑カーボンシートポストのカットについては次回の記事でお知らせしますね(^^)
シートポストをカットした結果、「いつでも鳴る」→「鳴ったり鳴らなかったり」程度には改善したものの、完全に音鳴りを止めることはできませんでした。_| ̄|○
見栄を張ってバッファーを残してしまったから?もっと短くしないとダメなの?やっぱりそーなの?うーむ。
おじさんのちっさなプライドと折り合いがつくまでは、今しばらくかかりそうです。カチカチ……
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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