②サンドペーパー装着
バリとりだけではダメだったので、第2フェーズに移行。フレームに干渉する部分に、サンドペーパーを仕込んでタイヤを迎え撃つ作戦です。もちろんタイヤの寿命は短くなりますが、フレームに早世されちゃったら元も子もありませんからね。
③振れない程度にスポークを締める
第2フェーズは、走り回るだけで自動的にタイヤが削れてしまうという、我ながらナイスなアイデアだと思っていました。でも、サンドペーパーがすぐに目詰まりを起こし、たいして削れませんでした。
ただ、フレームに触れる場所は一ヶ所に絞り込めては来たので、最終兵器の「振れ取り台」を投入します。実はホイールのメンテナンスを年末にやったばかりなので「振れ」はないんです。ここで変に調整すると、自らタテ振れを作り出してしまうことになりますから、作業はかなりナーバス。
>>【PWTスポークテンションメーター】Prime カーボンホイールの振れ取りとフリーの分解 | 凪ロード
なんとか、「振れない程度に振らせる」ことに成功し、タイヤとフレームの蜜月関係にピリオドを打つことができました。ああ、疲れた……。
タイヤとホイールの相性は抜群なんですけど
そんなプロワン・TLEですが、wiggleのカーボンホイールとのマッチングは素晴らしく、リムサイドからのエア漏れは一切ありません。加えて、ライドのフィーリングも評判どおりで、転がり感がとても気持ち良いタイヤです。25Cを選ぶなら間違いなくリピートしちゃうのですが……。28Cを前提にフレームとの相性を考えると、いくら良いタイヤでもおかわりするのは、かなりのハイリスク。次はやっぱり、別のタイヤを選ばざるを得ないでしょう。
吉尾エイチでした。m(_ _)m
コメント
ムムム、コレはさすがにギリギリ過ぎということなんでしょうねぇ
ワタシも28Cにしたいと思ってたんですが…無理でした😭
yoshimotoya120さん
一応、フレームは28C対応なのですが……
タイヤ規格のおおらかさを体験しちゃいました。
フレームキャパシティギリギリの場合は、国内メーカーのタイヤの方が安心できるのかもしれませんね。
ちなみにリムの内幅は何ミリですか?
ナロー気味だとその分タイヤが微妙に膨らんだ、という可能性もあるかも…❓
yoshimotoya120さん
リム幅の内寸は16.5ミリです。28Cにベストではないけれど、タイヤ高が膨れ上がるほどではないと思っています。パナレーサーの28Cは問題なく収まっていたことを考えると、やっぱり、個体差かなあ……と。
前作のプロワンの径は、ワンサイズ詐欺です。
23C買ったら25mm有りました。
知り合いの25Cは、27.5mmでした。
28CのタイヤだとC17のホイールで、30mm位の径に成るのでは?
コンチネンタルや、シュワルベは太め、パナレーサーは細め等タイヤメーカーの特徴を知らないと痛い目をみます。
鉄のGIOSさん
コメントありがとうございます!
おっしゃるとおり、私のプロワンはまさに30mmでした。フレームも傷つくわけですね。
総じて海外勢は実サイズにおおらかなようす。次からはドメ一本でいこうと。IRCのTLRが気になります。