とにかく、タイヤの太さに圧倒されました。2.8インチ=7.1センチ、ロードタイヤに換算したら3本弱です。数ミリの幅の違いであーだこーだ言ってる自分って何?的な、軽いゲシュタルト崩壊に見舞われました。人力で漕ぐのは大変そうですが、アシスト付きなら100%楽しめそうです。
あと、ロード乗りとしては興味しんしんだったのが、「ドロッパーシートポスト」。ハンドルのシフター位置にあるスイッチをいじると、シートポストがストンと下がる!ダウンヒルバイクでは標準的なギミックなのだそうで、そんなところにも、ココロ惹かれてしまいます(^^)
↑ドロッパーシートポストを装備しているのはリッジランナーだけでした
【トレック・デュアルスポーツ+】さり気なさがニクい!スタイリッシュなアーバン・スポーツ
MTBとしてはシックなデザインだと思っていたら、実は同名のクロスバイクの進化版。走破性を抑えた代わりに、e-Bikeに見えないおしゃれなデザインと街乗りに便利な装備にこだわったマルチモデル。
↑太めのフレームとしか見えないバッテリーのさり気なさがステキ
パワーユニットはe-Bike先進国ドイツのボッシュ社製。大人しいルックスとは裏腹に、他の2台に引けを取らないパワーとスタミナを持つ。
あとで気づいたのですが、フロントライトとサドル下にレッドライトが付いてます。デカいバッテリーを持つe-Bikeならではの安全装備ですね。
↑ショーカードに隠れていますが、大きめのフロントライトはデザイン的にも良いアクセント
●比較表
メーカー | ヤマハ | ミヤタ | トレック |
モデル | YPJ-XC | リッジ ランナー | デュアル スポーツ+ |
電動 ユニット | ヤマハ 240W | シマノ 250W | ボッシュ 250W |
バッテリー 容量 | 36.0V/13.3Ah | 36.0V/14Ah | 500wh |
アシスト モード | 5 | 3 | 4 |
航続距離 | 85〜225km | 95〜140km | 約90〜160km. |
充電時間 | 約3.5時間 | 約4時間 | 約4.5時間 |
ブレーキ | シマノSLX 油圧DB180mm | シマノデオーレ 油圧DB180mm | シマノMT200 油圧DB160mm |
Fフォーク トラベル | 120mm | 130mm | 63mm |
コンポ | シマノSLX 1×11 | シマノデオーレ 1×10 | シマノデオーレ 1×10 |
ホイール サイズ | 27.5 | 27.5 | 700 |
タイヤ幅 | 2.25 | 2.8 | 38C |
重量 | 約21kg | 約21kg | 約21kg |
本体価格 | 35万円 | 36.9万円 | 35.2万円 |
ローディ目線で欲しいモデルは、ズバリ「リッジランナー」!
やっぱり、あの太いタイヤで山道を走り回ってみたいです。人力だと腰が引けちゃうけど、アシストありなら……ね (ヘタレ)。
長距離を効率的に走れるロードバイクに乗っているから、舗装された道はe-Bikeで走らなくても良いかなと。ロードを中心にして2台目のバイクとして考えると、ラクして未知のフィールドに踏み出せるMTB×e-Bikeはとっても魅力的。それから、重い装備に二の足を踏んでいたバイクパッキングにも、チャレンジしやすいですね。
妄想はどんどん広がって、保管場所と予算のモンダイをクリアできたら、思わずe-Bikeを買ってしまいそうです。でも現実はやはり厳しい……最初は、e-Bikeをレンタルしてトレールライドを体験することから始めてみようかしら(^^)
今回は試乗しなかったけれど、メリダのe-Bike×MTBなら伊豆の 「Xベース」で借りることができます。「MTBに乗るために、ロードバイクを漕いでいく」という、自転車乗り以外はドン引き確実のプランもステキです(笑)
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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