「斜め上をいく」仔猫を迎えるマストな装備
かかりつけの獣医さんによると、仔猫の時期の死因は、第1位が「誤飲・誤食」、そして第2位が「踏みつぶし」、なのだとか。
誤食・誤食はわかるけど、いくらなんでも猫を踏みつぶすものか?と思っていましたが、2〜3日一緒に過ごしてみると納得。何かと足元にまとわりついてくるので、人間の方が気をつけておかないと確かにキケンです。
それに限らず、仔猫の行動は範囲もパターンも想定外の連続で、とにかく目が離せません。というわけで、仔猫を迎えるにあたって必須な周辺グッズを事故防止の観点でまとめてみました。「猫飼っちゃおうかなあ……」というサイクリストのご参考になれば幸いです。
猫のためにもヒトのためにもケージは必須
自由に動きたがる猫を檻に入れることには抵抗があったのですが、仔猫に関しては絶対必要だと思いました。最初は鳴きっぱなしで、こっちまで泣きたくなりますが、まあ、数日で慣れてくれます(もちろん個体差はあります)。
猫の安全を確保するだけでなく、飼い主の精神安定剤としても有効。出かけず眠らず四六時中仔猫のウォッチしていることは不可能ですからね。お互いの幸せのために、猫用ケージの導入を強くをおすすめしたいです。
ケージといえば、最初は100均一やホームセンターで売っているスチールネットで自作したのですが、横桟を足掛かりにハシゴを登る要領でサクッと超えてきました。なので、縦桟で構成された市販品を慌てて購入した次第。
猫部屋化するためのペットフェンス
猫の事故リスクを排除した個室を用意できれば良いけれど、そこまでの「仔猫ファースト」にシフトできない方も少なくないはず。
わが家も猫部屋を作れないので、代わりに導入したのがペットフェンス。人が動き回るキッチンから仔猫を隔離できたのと、ナーバスな先住猫と生活域を分けるのに活躍しています。
養生テープ (ガムテープ)
わが家の歴代猫に効果を発揮し続けてた”侵入防止装置”。上に乗ると危険なゾーンに粘着面を上にして貼っておくと、ベタベタを嫌がって乗らなくなります。上下運動には安全を確保したルートを用意してあげたいですね。
鈴付きの首輪
動けば居場所がわかるので非常に重宝しています。普通サイズより短く作られた「仔猫用」を選びましょう。
仔猫を迎えると部屋が綺麗になる
ケージやフェンスで仔猫の行動範囲を絞ることで、踏みつぶしのリスクはかなり回避できました。同時にきっちりやっておきたいのが掃除です。
仔猫は「なぜこれを?」というものを食べてしまうそうですから。例えば、洋服の値札を留める「タグファスナー」やゼムクリップ。胃の中で刺ささり、出血させてしまうことがあるのだとか。人間の目線からは気づきにくい小さなものが危ないので、掃除機やコロコロクリーナーをかける時はしゃがんでやってます!
昨年、4ヶ月の仔猫が1週間で突然死したこともあって、必要以上に神経質になっているのは否めませんが、あんな思いは二度としたくない……。仔猫に手が掛かるといっても、半年〜1歳になるくらいまでですからね。人間の子育てに比べたらあっという間。できる限りのケアを続けていこうと思ってます。
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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