【ロードバイクのおすすめリヤライト】お値頃モデルの実力を電池式と充電式で比べてみた

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光量はライフライン

バイクガイは2.2カンデラ×3LED、ライフラインは50ルーメン。ライト関係あるあるで、単位が違うからどちらが明るいのかよくわかりません。物理が苦手な吉尾が調べた限りでは、バイクガイの光量を換算すると40ルーメン程度?

>>明るさ計算


↑よく使う点滅モードでは見た目でもライフラインが若干明るめかしら?

ランタイムはバイクガイ

モード数はライフラインの方が多いけれど、連続使用時間は電池式のバイクガイが圧倒的。

バイクガイライフライン
モードランタイムモードランタイム
点滅回転130hパルス6h
点滅175hハイ24h
ロー27h
点灯連続95hハイ1.5h
ロー6h

ライフラインは実用でも上記のカタログデータと同じくらいの感覚。バイクガイは回転モードを中心に使っていたのですが、ライドとライドの間の待機時間を除いた実質的なランタイムは45時間程度でした。

ライフタイムはたぶんバイクガイ

製品そのものの寿命は、5年以上稼働し続けているバイクガイに軍配が上がりそう。ライフラインは買ったばかりで未知数ではありますが、一般的な充電池は2〜3年でダメになることが多いからです。良い意味での裏切りを期待しましょう。

使い勝手とルックスはトレードオフ?

シートポストにしか取り付けられないライフラインに対して、ベロクロ・アダプター・クリップを駆使して、さまざまなところに装着可能なバイクガイ。


↑このクリップがあるとないとでは大違い!

一方で、電池交換のたびにわざわざドライバー(しかも細いやつ)を引っ張り出さないとならないバイクガイは今ひとつ。USBケーブルでチャージできるライフラインの手軽さにはかないません。


↑小さいとはいえ、車載工具をひとつ増やさなくてはならない……

あとは見た目の違い。バイクガイのおにぎりライクなコロンとしたルックスはかわいらしいけれど、やっぱり、エアロデザインには惹かれるものがありますよね。

重量はバイクガイ

気になる重量はサイズどおりの結果です。コンパクトなバイクガイは20g、大柄のライフラインは34g。とはいえ、その差はわずか14gですから、バイクの総重量を考えたら誤差の範囲に収まる違いです。


↑マウントや電池など付属物込みの重さ

トータルコストはイーブン

実売価格はバイクガイの方が若干リーズナブル。ですが、電池代を考えたら半年〜1年でライフラインのイニシャルコスト+充電代に追いついてしまうはず。

↑バイクガイのボタン電池はバルク品なら30〜50円。3〜4回の電池交換でライフラインを上回るコストに

そのあとはバイクガイの電池代がひたすら上乗せされ続けるわけですが、ライフラインを充電池で寿命買い換えることを考えると、5年くらいのスパンでは「どっこいどっこい」なのではないでしょうか?

どちらもリヤライトとしては充分な性能

上の優劣を表にまとめてみるとこんな感じで、総合的な評価にはほぼ同じレベル。強いて言うなら、電池式のランタイムと取り付け場所を選ばない使い勝手の良さで、ロングライド派にはバイクガイがおすすめですかね。もちろん、エアロフレームのバイクにはライフラインの方がしっくりくるはず。

バイクガイライフライン
光量
ランタイム
ライフタイム
使い勝手
ルックス
重量
トータルコスト
◯の合計65

どちらのリヤライトも「安かろう悪かろう」ではなく、「後方へのアピール」という機能においては、そのクオリティに不足なし。このクラスのリヤライトには、自動点灯や車速連動などのハイテクオプションもないため、単純にデザインの好みとか、カジュアルな選び方でOKです。

↑バイクガイには充電式も出た!

吉尾エイチでした。m(_ _)m

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