斜度表示と引き替えに、やっぱりリストバンド心拍計が使用不能に……ブライトン「ライダー10」のデメリット
センサーとのマッチングや転送スピードといったBluetoothならではのウィークポイントなど個人的に気になるところはここ。
リストバンド心拍計が使えなくなった!
これまでトピークのサイコンを使い続けてきたのは、Xiaomi のスマートウォッチを心拍センサーとして認識してくれる唯一の存在だったからです。
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過去に試した限りでは、キャットアイもレザインもアンマッチ。「ブライトンならひょっとしたら大丈夫かも……」という根拠のない期待はお約束通り裏切られ、お気に入りのスマートウォッチ「Amazfit Bip Lite」は受け入れてもらえませんでした。
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相性モンダイはBluetoothの宿命とはいえ、心拍数を拾えないのはかなり残念。これを機会に心拍センサーも“専用機”の導入を考えるタイミングなのかもしれません。
ちなみに、スピード&ケイデンスセンサーはペアリングOK。6年以上使い続けているトピークのベテラン選手だけど、データ転送も全く問題ありません。
表示項目が控えめ
わかっていたことではあるけれど、それまで使っていたトピークのサイコンより1画面の表示項目が少ないのです。時刻や平均速度を確認するために画面を送らなければならないのが地味にストレス。このあたりはエントリーモデルの限界というか、折り合いをつけていかなくてはならないところですね。
偏光レンズではディスプレイが見にくい
アイウェアは偏光タイプを愛用しているのですが、それ越しに見ると、なんと液晶画面が黒ずんいるではないですか!偏光レンズ特有の症状らしいので、ノーマルレンズに交換するか、何か別の対策を考えねばなりません。
温度計の精度は今ひとつ
廉価なわりにはGPSと高度計の精度は問題ないレベル。でも、温度計だけはちょっと信用できない数値を表示してくれます。リアルタイムで正確な気温を知りたいわけではないから、表示項目から外しちゃいました。
Bluetoothのデータアップロードが遅すぎる
これまではスマホアプリを使っていたから意識しませんでしたが、Bluetooth って劇的に遅い!どうにも待ってられないので、PCにUSBケーブルで繋いでアップしています。
というわけで、ごく個人的なデメリットはあるものの、ライダー10 は価格の安さを考えたら機能も精度も使い勝手も十分納得できるレベル。上位モデルのコスパも抜群ですから、ガーミンほどすごくなくても良いんだけど……というサイクリストさんには、ブライトンがマジでおすすめ。
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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