以前のエントリで「初心者には重いホイールが良い理由」を考えてみました。
なんでわざわざそんなことを書いたかというと、何を隠そう、ワタシのコラテックに付いているホイールがシマノのラインナップ中、最も重いモデルだからです。
今回はそんな「我が子可愛さ」企画の第2弾です。
◆WH-R501-30の重量はシマノのラインナップ中最重量
ワタシのコラテックについているホイールは「WH-R501-30」。その重量は、エントリークラスに採用されることが多い「WH-R500(現行品の型番は501)」よりもさらに100gも重い2001g!なんです。
当然、シマノのラインナップ中、最重量モデルです。「鉄下駄」と呼ばれる501を超える、まさに「横綱ホイール」。
◆「WH-R501-30」は、ほんのりディープなホイール
ただ、この重量には理由があって、単純に「重いからダメ」ってことでもないんですね。
「WH-R501-30」の特徴は、WH-R501に比べてリム高が高いこと。末尾の「-30」が「リム高30ミリ」を表しています。
ノーマルの「R501」のリム高が24ミリですから6ミリほど高いことになります。
↑こちらが「R500」。一番上の画像と比べてロゴが平べったいですね
ちなみに、自転車のリムは高さによって呼び方が区別されているようで、低いものから順に、
25ミリ以下 ロープロファイル
35ミリ セミディープ
50ミリ ディープ
80ミリ スーパーディープ
という具合です。
上の区別で当てはめると、ロープロファイルとセミディープの中間。セミディープですら中途半端な響きがあるのに、さらに曖昧なポジションです。
強いて言うなら「ほんのりディープ」なホイールといったところでしょうか。
◆「WH-R501-30」の秘めた効果とは…
リムが高いと「エアロ効果」というメリットがあるそうですね。リム高によって空気の流れが整えられて、巡行速度が下がりにくくなるのだとか。
(弱虫ペダルの)スプリンターの鳴子くんも「カーボンディープホイール」を装備していました。
まあ、WH-R501-30は「ほんのりディープ」なだけなので、効果も「ほんのり」かもしれませんがねσ(^_^;)
もっとも、エアロ効果が発揮されるのは、時速30キロ以上になってから。なかなかそこまで行けないワタシには、やっぱり「単に重いホイールでしかない」というトホホなハナシなんだけれども…
踏力がある方ならば体感できるから、安価にエアロ効果を味わいた方にはオススメのホイールですね。
ワタシも、ホイールにふさわしい脚力を身に付けたいもんです。
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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