6月に購入したライフログバンド「Xiaomi Mi Band 2」。Bluetoothサイコンの心拍計として働いてくれれば十分!と思っていたのですが、なかなかどうして秀逸なガジェットでした。4ヶ月ほどつけ続けてみて感じたお気に入りのポイントをまとめてみますね。
◆「Xiaomi Mi Band 2」お気に入りポイント・ベスト10
Apple Watchなどの本格的なスマートウォッチと比べてしまうと、ルックスは今いっちょパッとしないし、機能もシンプル。でも、ひとつひとつ見ていくと、クオリティにはかなりこだわっていて、真面目に作られているのがわかります。お値頃な中国製ガジェットにありがちな荒っぽさはありません。
1. 貧弱な手首にもマッチするサイズ!
多機能を追求した「スマートウォッチ」ではなく、エクササイズも視野に入れた「ライフロガー」だから、とにかく小型軽量。寝るときにうっとおしく感じることはありません。当然、ユニセックス対応なのでバンドの処理も上手にまとめられていて、女性はもちろん、オトコにしては細いワタシの手首にもバランス良く収まります。
↑重さはわずか18g
↑バックルがないのでかさばらない(^^)
2. 防水が意外とちゃんとしている
「Xiaomi Mi Band 2」の防塵・防水性能はiPhoneXと同じ「IP67等級」。ダイバーズウオッチのようには使えませんが、シャワーを浴びるくらいでは全く問題ナシ。本体の防水性に加えて、バンドとの密着性も確かなので、充電端子が錆びる心配もなさそうです。廉価な電子機器の防水性能って信用していなかったのですが、良い意味で裏切られました(^^)
3. カバーがガラスなのでキズがつかない
こちらも「お値段以上」のポイント。3,000円と言ったら、普通の腕時計でも風防はアクリル製が相場のところ、「Xiaomi Mi Band 2」はガラス製。4ヶ月間経った今もキズひとつありません。24時間つけっぱなしでも安心です。
4. バッテリーの持ちが異常に良い
カタログ上のランタイムはなんと20日間。「いくらなんでも盛りすぎだろ?」と思っていましたが、実はこれ結構ガチです。
↑17日経ってもバッテリーは3割近く残ってます!
自転車のロングライドや、睡眠診断の精度をアップさせたりして心拍計を多用してしまうと、その分消費は早まります。が、それでも2週間を切ることはありませんでした。毎日身につけるものだから、バッテリー残量を気にすることなく使えるのは、実にノン・ストレス!
↑ベルトから本体を外して専用充電器でチャージ。充電器や本体への収まりもカッチリぴったり!ブカブカ感は一切ありません(^^)
5. 時計が正確
スマホアプリ「Mi Fit」と同期しているので、時刻のブレはありません。ディスプレイは小型なのに、日付と曜日を表示してくれるので助かります。
↑同期には少々時間がかかりますが……
6. 心拍計もまずまず正確
リストバンド式心拍計はオーソドックスな胸バンド式に比べると精度が不安定、と聞いていましたが、実際に測ってみるとデータはほぼ同じ。ホビーユースには十分な性能です。走行中にずり下がる胸バンドに悩まされることもなくなりました!
>>【リストバンド心拍計への道ー3】Xiaomi Mi Band 2の心拍計はライド中もなかなかの精度ですよ(^^) | 凪ロード
↑搭載されている心拍計は、2ダイオードのスタンダードタイプ。
7. サイコンとバッチリ連携できる
「Xiaomi Mi Band 2」を選んだ最大の理由がこれ!トピークの「パノコンピューター」限定ですが、スマホをサイコンがわりに使わずに済むので、落として壊すリスクとバッテリー切れの恐怖から解放されたました(^^)
>>【リストバンド心拍計への道ー4】Xiaomi Mi Band 2をサイコンに常時接続する方法を画像で詳しく解説します! | 凪ロード
8. 通知機能が地味に便利
SNSやEメール、そして音声電話とスマホへの着信を知らせてくれます。通知方法はアイコン表示とバイブのみ。本文をみることはもちろん、通知の履歴も残りません。素っ気ないことこの上ないのだけれど、バイブが強力なので認識率は高いです。特に自転車に乗っている時はスマホを見られないので、思った以上に便利。本文が見れないのは好みの分かれるところだと思いますが、既読通知を消去する手間もないのでラクチンです。
↑アイコン表示は一瞬!
↑音声電話やEメール、ショートメールのほかに5つのアプリの着信に対応
9. 万歩計の達成感が楽しい
購入した目的がサイコン用の心拍計としてでしたので、全く使うつもりはなかったのですが……日々の歩数を見える化されると、やっぱり気になってしまうのがニンゲンの性。目標歩数を達成するとアイコンとバイブで褒めてくれるのも、地味に嬉しい(^^)
↑スマホアプリ「Mi Fit」で歩数をグラフ化。
10. 睡眠診断って意外とハマる!
今回Xiaomi Mi Band 2を使ってみて、もっとも想定外だったのがこの機能。睡眠時間と眠りの質をスコア化してくれるのですが、コレが結構燃えちゃうのです!
スコアが悪かった日の夜は「よし、今夜は気合いを入れて寝るぞ!」なんて、なんか間違ったモチベーションのあげかたをしてしまうほど。「最初はそんなもんイラン」とか思っていたけど、なかなかどおして、かなり興味深い機能です。睡眠診断については改めて詳しくレポートしたいと思います!
そんなこんなで、すっかり手首の一部となっている「Xiaomi Mi Band 2」。これだけ使い倒せて3,000円ですから、ホント良い買い物ができました!サイコンに対応したお値ごろのリストバンド心拍計としてはもちろん、「良さげなライフロガーはないかしら?」とお探しの方にも絶賛オススメ中のアイテムです!
吉尾エイチでした。m(_ _)m
コメント
アレもコレもと使いきれない機能が付いててトラブル増えるよりは、割り切ったシンプルなものの方が良いという好例ですね。
寝てる間も付けてると、無呼吸症候群の兆候も分かったりするんでしょうか??
yoshimotoya120さん
残念ながら無呼吸症候群のモニタリングはできない様です。モーションセンサーと心拍センサーで睡眠時間と眠りの深さ、途中の目覚めを判断してくれるレベルです。詳しくは、今後の記事でお伝えしたいと思います!(^^)
あれま、そうなんですか。
無呼吸症候群って自分ではもちろん、周りも気づきにくいようなので、その辺もモニタリングできれば安心度高いかと思ったのでした。