【WH6800の分解整備:リア編】ハブのグリスアップはガッツリ盛ってみた!

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フロントホイールのオーバーホールでは、まんまとヤラかしてしまったので、リアハブの分解は慎重にいきますよ。

って言ってるそばから、またもやショックなことが……なんと、ダストカバーがない!全く見過ごして落札しちゃったみたいです。_| ̄|○


↑これなー

中古パーツをひとつひとつバラバラに集めているせいか、うっかりミスが多い吉尾です。σ(^_^;)気をとり直して分解スタート!

◆フリーの取外しには14ミリのアーレンキーが必要!

なにはともあれ、ディーラーズマニュアルと分解図を確認。フロントホイールの時は分解図をスルーしてしまったゆえに手痛い失敗をしちゃいましたから……。

●ディーラーズマニュアル


分解図

まずはフロントホイール同様、5ミリのアーレンキーを使ってロックナットをゆるめます。スパナ系の工具だと、ついつい締めすぎてしまって、次にメンテナンスする時にナンギするなんてこともよくあるケース。

アーレンキーだとそれがない気がするんですよねえ。工具のしなりが、程よい締め加減につながっているのかもしれません。

反フリー側のロックナットとデジタルアジャストと玉押しを外すとベアリングにアクセスできます。こちら側はレースに収まっているタイプ。それにしてもグリスが少なすぎなのでは?

ダストカバーをマイナスドライバーなどで優しく外したら、レースごとベアリングを外す。ポロポロ落ちないベアリングってシアワセ\(^o^)/

全てを外し終わったらフリー側へ。ベアリングはバラ玉だから、シャフトを抜くときには下にボウルなどを置くと安心です。気がついたらベアリングが一個なくなってた…なんてことを防げますよ

フリーも外しちゃいましょう。アーレンキーのサイズは14ミリ。WH-R501の10ミリもデカイと思いましたが、さらにビッグな「漢のツール」です。しかし。ここまでデカイと、もはやアーレンキーには見えませんな(^^)

フリーは基本的にメンテナンスもフリー(^^)。ダストカバーも剥がさないよう但し書があります。WH-R501を分解したときにはまんまと外してしまって、危うく元に戻せなくなるところでした(そんなんばっかり)。地味に気をつけたいポイントです。

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◆ハブのクリーニングには割り箸が便利よ

分解が終わったら、古いグリスのクリーニングです。お気に入りのブレークリーンをブシュー。ふき取りは、細くカットしたウエスを割り箸に巻いて使うとグッドです!ハブの穴はもちろん、指が入らない場所が多いのでオススメの即席ツールです。

注意するのはフリーのクリーニング。パーツクリーナーを直接かけてしまうと、中のグリスが溶け出してしまうので厳禁です。ウエスにクリーナーを染み込ませてから古いグリスを拭き取りましょう。

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