【BR6700の分解整備】アルテグラ・ブレーキはイモネジの締めすぎに注意!

BR6700ゲットに舞い上がったのもつかの間、今回は久々の大失敗でした。
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意気揚々と分解整備を始めたまでは良かったのですが、センターボルトとサイドボルトがとても固い。チカラ任せに外したら、なんとアームのネジ穴がグズグズに……

前のオーナーがイモネジを締めすぎていたようで、ボルトのネジ山が潰れていたんですね。(T ^ T)

■素材が柔らかいからなのか?単なる締めすぎなのか?

フロントブレーキはいきなり分解して大変なことになってしまったので、リアは事前にチェックしましたよ、さすがに。

見事なまでにつぶれちゃってます。前後合わせて4本すべてがアウトですから「ひょっとすると、軽量化のためにアルミ素材を使っているのかしら?」とボルトの柔らかさを疑ってみました。今まで整備してきたティアグラ以下の普及グレード品にはここまでの状態のものはありませんでしたから。

でも、磁石を当ててみるとシッカリ張り付きます。ボルトの素材については、ティアグラ以下の普及グレードと同じ、ステンレス系のようです。

となると、原因はやっぱりイモネジの締め過ぎ。「ネジ山が潰れるまで締めるってどんだけマワしたの?」って思ったけれど、そーいえば、ワタシもイモネジの適正トルクなんて知りません(ググってもヒットせず)。なので、今回はすでに潰れていましたが、自分でやっても、同じ結果だったりして……。

実際、組み戻すときにイモネジをマワしてみると、その「締め具合」は結構シビアだったりします。少しでもユルいとボルトを固定できないし、締めすぎるとネジ山を潰しちゃいそうで…スイートスポットが非常に狭い感じ。ま、必要以上に神経質になっているだけなのかもしれませんが。(ーー;)

これまでヤフオクで、いろいろな中古パーツを買ってきたけれど、こんなケースは初めて。さすがにネジ山のコンディションまで想像できなかったからなあ…
いやー、全くの盲点でした。こんな記事↓を書いておきながら、お恥ずかしい限りです。σ(^_^;)

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■アルテグラはシロートが手を出してはいけない領域かも…

さも当たり前のようにオーバーホールを繰り返してきたワタシですが、そもそも、メーカーはセルフメンテナンスを推奨していません。安全に直結するものだから、シロートにいじらせないというのは当然のスタンスだと思います。

特に今回は、分解する工具もいくぶん特殊なものが必要になりました。

星型のトルクスレンチ(T25)と13ミリのメガネレンチです。星型のボルトは、チカラの伝達が良く舐めにくいという特性と同時に、「イタズラ防止」の意味もあります。

シマノさんがどちらを意図してこのボルトを採用したのかわかりませんが、アルテグラなど上位機種ほどアマチュアには分解して欲しくないのかもしれません。ティアグラはアーレンキーとハブコーンレンチで足りましたからね。

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それでも自分でいじるというなら、今回のように失敗したときでもリカバリーできる、技術と装備を整える義務があるのでしょう。ボルトのネジ山ひとつの話ですが、いろんなことを考えさせられた『BR6700問題』でした。( ̄▽ ̄)

でもやっぱり、セルフメンテナンスは楽しいからやめられないなあ、きっと。ならば、もっともっと精進せねばなりませんね!

吉尾エイチでした。m(_ _)m