キャリパーブレーキの調整と秘密のおまじない【コラテック・ドロミテのドロップハンドル化ー6】

前回、ブレーキのワイヤリングが終わったので、インナーワイヤーを通して握り具合の調整をしよう。

ブレーキの調整自体は、子供自転車→ミストラル→ボードウォークと何度かやってきた。だけど、シューの位置を左右で合わせたり、リムとの間隔を揃えたり…そういうシンメトリー的な作業はやっぱりニガテである。

そんなワタシではあるのだが多少経験値が上がってきたせいか、なんとなく良さげな手順が見えきてきた気もするのだ(ホントかよ…)

■キモはシューの位置と本体のセンタリング…かな?

BR4600の取説に書いてあるとおりにやってみたのだけれど、今ひとつうまくできなかったので考えた手順であるマニュアル通りにビシッとできる方は読み飛ばしていただきたい。

ブレーキの役割の本質は「リムの左右から同じタイミングで(同じチカラで)締め付ける」ことである。リムの断面は上が広い台形になっているので、

左右で位置が合っていないと上に位置する方からリムに触れる(反対側は触れない)

そして、

シューの位置が左右で合っている場合、リムとシューの間隔が同じでないと狭い方からリムに触れる(反対側は触れない)

ということになる。

通常の手順だと

1 キャリパーを直接握って、センターボルトを締め、本体をセンタリングする
2 シューの位置を合わせる
3 ワイヤーを固定してシューとリムの間隔を調整する

ということになるが、どうも?の位置合わせを左右で揃えることができないのだ。どうしても、最後の締め込みの時に、ボルトの動きに引きずられてシューが傾いてしまう…
で考えたのが以下の手順である。

1シューとリムの間隔が、なんとなく3~4mm空くように、ワイヤーを固定する

固定ボルトは5mmのアーレンキー

2ブレーキレバーを握った状態で、シューの位置を微調整

シューのネジは4mmのアーレンキー

3左右均等になったら、レバーを目一杯握りながらセンターボルトを締める

センターボルトは5mmのアーレンキー

4センタリング調整ネジでリムとシューの間隔を均等にする

調整ネジは3mmのアーレンキー

この方法の利点は、3のシューの位置合わせをする時に、ブレーキレバーを握りながら作業ができるので、シューの位置や角度がずれにくいのだ。

位置を調整する時はレバーを緩めに握り、最後の締め込みの時はしっかりと握れば、シューが固定され、アーレンキーの動きにズラされることはない。

「簡単にできる」とは言えないけれど、「合わないイライラ」からは、ずいぶんと解放される。後は試走してみてちゃんと機能すれば、このやり方でも問題ないはずである。

■インナーワイヤーには隠し味でラスペネを少々

順序が逆になったけど、ST5600のインナーワイヤーの通し方も残しておくぞ。こちらは取説通りに進めれば問題ないが、「多少は滑りが良くなるかも」と思って、通す前にラスペネに浸けてみた。効果は…ま、おまじないみたいなものさ( ̄▽ ̄)

ラスペネはプラスチックへの攻撃性が高いので、浸けたあとは乾かして溶剤をトバしている。そのままアウターケーブル内にスプレーするのは、ケーブルが痛むのでやめた方が良いぞ。

ST5600のブレーキワイヤーはここから通す。シマノのSTIは全部この方式じゃないかな…

タイコの固着防止にグリスをつけておくぞ

拍子抜けするほど簡単だが、完成である!
次はシフトワイヤーだっ!

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