ティアグラ・ブレーキ『BR4600』の分解整備…シューのヒビ割れ発見でドキッ!

中古で買ったコラテック・ドロミテを分解&組立中である。すぐに乗り回したいキモチをぐっと抑えて、取り外したパーツをひとつひとつ分解整備していく。一見、問題なさそうに見えるけど、未整備&現状渡しのヤフオク品。どこにトラブルのタネが潜んでいるかわからないのだ。

手始めはブレーキ。ティアグラの『BR4600』というやつである。

■ティアグラだって大切なのだ。分解と組立手順はこれ

ググってみると、このブレーキをアルテグラとか105にアップグレードした記事は多いのだが、ティアグラそのものについてのエントリは結構少ない。普及版の宿命なのだろうが、ワタシにとっては大事なロードコンポ。自分のメンテナンス・メモとして残しておこうと思う。


まずは分解図を入手。今までの経験上、組み戻す時に絶対わからなくなるので、これは必須項目である。


展開図はフロントのみ。前後ともに同じものなのかしら?実物を見てもそんな感じだ。ただ、真ん中のネジの長さは違うね。


そして、前準備パート2。ネジというネジにラスペネを吹く。初めて触る自転車の分解整備ではこれもマスト。ネジを舐めにくくするためである。作業中、固いネジにぶち当たるとペースも乱れるし、腕力も使うから…ワタシのように非力な人は忘れずに!


んでもって、ようやく分解のスタートである。最初の難関は軸のロックリングだった。やたら硬い上、何故だか13mmというマイナーなサイズ。13mmのレンチは持っていないので、薄いハブコンレンチで格闘。なんでこんな厄介なサイズに?別に12mmでもいいやん。


なんとか外れたけど、ロックナットを少し傷つけてしまった…軸についてる白いのは、グリスが固まったモノか?とにかくコイツが、いたるところに塗ってあって作業を妨害してくる。ノーメンテの「屋内放置自転車」だけに、やっぱりトラップはイロイロと埋まっているな。


ようやっと分解完了である。リリースレバーはバラせなかった。こうやって並べてみると、思ったより部品が多い。普及版でこれなら、アルテグラなんかはさらに複雑なんだろうね。

パーツクリーナーとブラシで、みしみしと汚れを落としていく。ポリッシュシルバーだからキレイになった時の達成感が心地よいぞ。軽いサビならラスペネで充分落ちる。


例によって、金属が触れ合うところは全てグリスアップしながら組み立て。ワッシャー以外、ネジの防錆目的にはイモグリス(リチウムグリス)を使ってみた。ポリリューブは「お徳用ホームサイズ」だから、量はタップリあるけれど、AZのグリスも消費しないともったいないからね( ̄ー ̄)


さて、組み立てのヤマは「動き具合の調整」である。ロックナットを締めたり緩めたりしながら「アームが一番軽く動き、かつガタが無い」ように締め具合を決める。偉そうに言ってるけど、正直、良い具合がよくわからない。σ(^_^;)「Kinoの自転車日記」さんの受け売りであるσ(^_^;)

BR4600は2軸のキャリパーブレーキだから、真ん中も横も程よい感じにするのが結構難しい。特に横は固定用のイモネジがないので、なかなか決まらない…でもね、終わりのない仕事はないので、最後はなんとかなるって!なんとなくだが、固く締めるのなら、ユルユルのほうが良い感じもする。

よくわからないなりにも、とにかくロックナットを決めたら、固定用のイモネジを締め込む。そして最後の工程。「バネ」のはめ込みだ。結構固いな…イテテッ


ここで注意点をひとつ。ビミョーにサイズの違うワッシャーが2組あって、組立時にどっちがどっちだかワカラナクなったワタシ…(T ^ T)。分解図を見ても判別不能で焦ったが、バラしながら写真を撮っていたのでモウマンタイ!後で慌てないためにも、画像に残しておくことをオススメする。ちなみに、右側が真ん中の軸に通す方である。

■ムムム!シューに亀裂を発見したぞ。

走行少ないとはいえ、ワタシのドロミテは2年落ち。ゴム系部品の劣化は確実に進んじゃってるようである。タイヤもテカリとかひび割れが目立つからなあ…。


このくらいのヒビで、すぐにどーこーなるようなハナシではないかもしれないけど、ここで交換しなくては、分解整備をした意味がないじゃん!ブレーキ握ったら、シューがポッキリ…なんてシャレにもならないぞ…

ティアグラ・ブレーキの制動力は、もともと評判がよろしくない。ググってみると、上位グレードのアルテグラのシューが「ポン付け」できるそうだから、キホンその方向で!

■ティアグラ・ブレーキの分解に必要な工具


右からハブコンレンチ(13mm)・スパナ(10mm)・アーレンキー 2/3/4/5/mm

結構、いろんなサイズのネジやナットが使われていたのだね。普及版なんだから、もう少し標準化されてても良いのではないかしら…?違う工具に持ち替えるのが、いささか面倒であるのだ。

最後に但し書きね。
こんな風に「分解整備」をしたからと言って、ベターな状態になっているかはビミョーである。残念ながらワタシ自身が自転車整備に詳しいわけではないからだ。勉強のためにやっているので、その辺はご理解いただけるとありがたいのである。 Posted from Drift Writer on my iPad