【ロードバイクのステム交換】しっかりチェックしたいステムの5つの寸法

自転車のパーツには様々な規格が存在します。ハンドルやシートポスト、BBやチェーンリング……などなど。ちょっと間違えただけで、せっかく買ったパーツが装着できなかったり、取り付けるためにさらに余計な出費がかかってしまったりします。

前回の記事にあるステムもその一つ。過去いろいろなパーツで失敗してきたので、今回はしっかりと確認したつもりでしたが……お約束の「想定外出費」となってしまいました。(T ^ T)

◆ステムを選ぶ時はスタックハイトにもご注意を!

今回の失敗は『スタックハイト』。コラム側の「高さ」が、ビミョーに足りなかったんですね。クランプ径やコラム径はチェックしたのですが、ここのサイズにもバリエーションがあるとは気づきませんでした。
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このままでは、フロントフォークの締め込みができず、ガタついたままになってしまいます。対策としては、コラムカットか、スペーサー買い足しのどちらか。もちろん、切断する度胸はないので、スペーサーのセットを買ってみました。

せっかくですから、スペーサーを総取り替え。デフォルトのアルミ製からカーボン製にしたことで、多少は軽量化できたかもしれません。σ(^_^;)

スペーサー同士の境目が目立たないので、却ってカッチョ悪いですね(ーー;)

◆愛車のステムを確認する5つのポイント

ワタシのような失敗をしないために、ステムを買うときには、今ついているモノのサイズをしっかりチェックしましょう。ポイントは以下の5つです。

1.クランプ径
ハンドルの直径にあったものを選ぶ。ロードバイクは31.8ミリが一般的。

2.ステム長
ステムの長さ=クランプの中心からコラムの中心まで。今回のTNIは5cm。

3.コラム径
フロントフォーク上部パイプの直径。一般的なロードバイクはスタンダードサイズ(1インチ=25.4ミリ)かオーバーサイズ(1-1/8インチ=28.6ミリ)。

4.スタックハイト
コラム側の高さ。サイズが変わるとコラムスペーサーの枚数やコラムの切断で調整。今回のミスはこれ。

5.ステム角度
7°のものが多いけど、バリエーションあり。ヘッドアングル(コラムの角度)やハンドル位置の好みでチョイス。

1と3を間違えると、取り付けすらできないので特に注意励行のこと……いや~ロードバイクの整備って、やっぱり奥が深いですね!

<かなり関連している記事>
【禁断の5cmステム】圧倒的にかっちょ悪いけど、今のところは意外とノープロブレム

吉尾エイチでした。m(_ _)m

コメント

  1. L より:

    こんにちは。

    コラムスペーサーはUCI規定ではコラム下部に入れるのは2センチまでとかあった気がします。(うろ覚えなので間違ってたらすみません)
    梃子で負担がかかるのでスペーサーを増やすなという話だったと思います。

    クロモリとかアルミフォークなら問題無い話とは思いますが、カーボンフォークならコラム内部のアンカーの長さも含めてスペーサーに気を付けてもいいと思います。(ビアンキだかのリコールの話はこれに近かったような?)

  2. 吉尾エイチ より:

    Lさま

    コラムスペーサーは2センチまでとは……ワタシのルイガノは明らかに盛りすぎですねσ(^_^;)
    アドバイスありがとうございます!

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