【初心者でもできる!リアディレーラーの調整:前編】基本がわかる10の手順

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    今回の作業は『RD4600ティアグラ・リアディレーラー』の調整です。チェーンを張って動かしてみると、どう調整してもローギアに入らない……せっかくの10速コンポも9速までしか使えないとなると、ムリしてティアグラにした意味がありません(T ^ T)


    結局、ワタシの調整がいい加減なだけだったのですがσ(^_^;)いろいろ調べて考えて、そして、やってみて……今回初めてリアディレーラーの基本を理解できた気がしています。(ただの気のせいかも^ ^)


    そこで!ワタシ同様、リアディレーラー調整で迷っている方のお役に立てるよう、できるだけ詳しく書いてみたいと思います。



    ◆まずは原因を想定してチェック

    リアディレーラー(RD)が上手く動かない原因として考えられることは大きく2つ、「機材不良(破損)」と「調整不足」です。

    ◯コンポとフレームの不良(交換以外打つ手なし)
    ・RD不良
    ・STIの不良
    ・フレームエンドの曲がり
    ・ディレーラーハンガー曲がり
    交換したから大丈夫なハズ!

    ◯各種調整不足(労力のみで解決可能)
    ・RDの調整不足
    ・アウターワイヤーの取り回しが下手
    ・チェーンが短かすぎる?


    50年近く生きていると、世の中のトラブルの大半は「ヒューマンエラー」だと悟ってきます。でも今回の場合は、別々に入手した中古パーツを組み合わせているので、機材不良の可能性も高いのです。



    ◆これが基本では?チェーンなしでRDの動きを確認する

    機材不良かどうかを判断する方法は、チェーンを外してRDを操作すること。これで問題なければSTIとRD自体はセーフ。疑うべきポイントをチェーンか調整不足に絞ることができる、と考えました。


    <RD確認手順>

    0.準備
    ・チェーンを外す。
    ・インナーワイヤーもRDから外す(RDはトップ側(外側)によっているハズ)。
    ・RDのワイヤーアジャストボルト(手回し)を限界まで締め(後ろから見て時計まわり)、6クリックほど緩めておく。


    ↑6クリックとは「黒いダイヤルから内側のメッキパーツがギリギリ見えない程度の位置」。これから緩めていく調整になるけれど、締める事態が発生することも考えてマージンを取っておこう!


    ・STIはトップに入れておく。


    ↑STIは黒いレバーをカチカチ言わなくなるまで数回内側に押し込む。こういう時オプティカル・ディスプレイは便利!


    1.トップギアでアジャストボルト調整


    ↑ガイドプーリーをトップギアの真下に(中心でなく外側合わせ)


    ↑調整は「H(上)」のネジを回す。時計まわりに回すとプーリーは内側に動くぞ!ドライバーサイズはプラスの#2。ナメやすいので「押し7:回し3」くらいのチカラ加減で。


    2.RDを手で押し込んでロー側の位置を確認(まだワイヤーはつけない)


    ↑案の定9速で止まってますσ(^_^;)


    3.ロー側のアジャストボルト調整


    ↑調整は「L(下)」のネジを回す。反時計回りでロー側への可動域が広がる


    4.再度RDを手で押し込んでロー側の位置を確認。


    ↑ガイドプーリーがローギアの真下(中心合わせ)にくるまで3→4を繰り返す


    5.シフトワイヤーにテンションをかけながら固定ボルトを締める


    ↑素手は滑るのでペンチやプライヤーを使おう


    ↑ワイヤーは止め具のミゾに収めるように…アーレンキーのサイズは5ミリ。


    6.STIを操作して1速づつシフトアップ


    ↑STIはシルバーの大レバーを内側に押し込む


    ↑それぞれのギアの真下に来ているか 目視でチェック。調整作業としてはあまり意味はないけど、チェーンで隠されないからRDの動きを目の当たりに出来る。ワタシ的には一番「おおおっ!」と萌えたシーン^ ^


    7.ローギアまで上がらないときはワイヤーの張りが足りない。アジャストボルトを緩めて(後ろから見て反時計回り)テンションを上げる。


    ↑メッキパーツが出てくるほどワイヤーの張りが強くなる


    ↑ガイドプーリーがローギアの真下(中心合わせ)にくればOK。ダイヤルが硬い場合は無理に回さず、一度トップギアに戻してワイヤーの張りを弱めてから調整。


    ガイドプーリーはローギアまで動くことがわかったので、機材不良のセンは消えました!交換にならなくて良かったあ……
    \(^o^)/


    8.ロー側のアジャストボルトを再調整


    ↑どうしても真下にこないときは、3のローアジャストボルトの調整不足。1/8回転づつ緩めて再トライ!


    9.すぐに不調がでる場合は、ワイヤーの初期伸びの可能性大。作業を0から繰り返えしてみると解決するハズ。


    ↑面倒かもしれないが、我々シロートは「急がば回れ」。何度も同じよう作業を繰り返すことで習熟度も上がるハズ、とワタシは信じています。σ(^_^;)


    10.フィニッシュ
    ・ワイヤー固定ボルトを増し締め。
    ・余ったインナーワイヤーを3センチほど残してカット。
    ・エンドキャップをペンチでかしめて完成!

    ↓かしめもできるワイヤーカッター!



    ◆長くなりすぎたので、チェーン張りは後編で…

    今回の作業は本当に勉強になりました。実はいつもチェーンを張ってから変速調整をしていたので、RDの動きをはっきりと見ることがなかったんですね。


    チェーンを外したから、ガイドプーリーの動きが丸裸。おかげで各種のアジャストボルトを調整するとプーリーがどのように動くのかはっきりとわかりました。




    それから、手順7でガイドプーリーがローギアまで届くことも分かったので、ひとまずコンポの動作不良ではないようです。チェーンを張ってから不調が出るならば、原因はチェーンか、さらなる調整不足かどちらかに絞られます。


    ひとつひとつ疑惑がクリアになっていくのはメンタル的にも、とっても良いです(かなりアセりましたから…)。後編では、いよいよチェーンをつけて調整のツメをしていきますよ〜


    吉尾エイチでした。m(_ _)m



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